DREDGEってこんなゲーム
ニュージーランドのBlack Salt Gamesが手掛けたクトゥルフ + 釣りの融合作品。
一隻の漁船を操作して釣り・サルベージ、研究などを行いながら、不吉な雰囲気が漂うオープンワールドな群島を旅する釣りゲー。魚の種類は125種類以上。
各島にはそれぞれにストーリーがあり、困っている人々を助けるサブクエストも充実。巨大な生物が潜む大海へと飛び出し、この世界のミステリーを解決していくことになる。
ゲームの流れをざっくりいうと、
①漁船を操作して島周辺で釣りや探索を行う
②釣った魚を売ってお金を稼ぎ、難破船を見つけた場合は木材や布などの資材を集める
③資材で船のスペースを拡張、研究パーツとお金でエンジンや釣竿やライトを改良
④強化した船で新たな島を目指して航海する
といった感じで進めていく。
釣りのやり方自体はとてもシンプル。エサやルアーもいらない。
動いてる玉が特定の位置に来たときにタイミングよくボタンを押すリズムゲームになっている。ミスして魚がバレることはなく、何もしなくても徐々にゲージが上がっていくのでリズム感がない人や釣りに詳しくない人でも楽しめる仕様。
魚によって多少難易度は上下するが、終盤の魚でも放置してれば釣れるため、RPGのオマケなどに出てくる釣りのミニゲームよりもずっとお手軽に遊べる。
夜は様々な恐怖に襲われる
正気度がガクッと落ちる夜の航海はホラー体験そのもの。
朝に釣れば安全なのだが、夜にしか釣れない〇〇を釣ってこいといったリスクが高いクエストが多く用意されている。釣りゲー=「まったり落ち着いて遊べる」というこれまでの概念からかけ離れた釣りゲームで命がけの釣りが楽しめる。
良かった点
・お手軽でカジュアルな釣りゲーム
・セーリングの操作がやりやすい、快適な海の旅ができる
・夜は恐怖に変わる、クトゥルフの不吉な世界観が良いアクセントになってる
・日本語対応
気になった点
・研究パーツを手に入れる手段が少ない
・時間制限付きのクエストが多数
・釣った魚でもシルエット表示で図鑑にまだ載ってない魚を見つけるのが難しい、コンプしようと思うとかなりの苦行を強いられる
狂気に満ちた世界観が良く、島によってストーリーも釣れる魚もがらっと変わるので飽きにくい。釣り自体は簡略化されていて、初心者にも優しい仕様。クリア後のやりこみ要素や2週目をやりたくなるようなリプレイ性がほぼないのでコスパはあまり良くないかもしれないが、一周やるだけでもかなりの満足度。ホラーテイストもある釣りゲームがやりたい人にはおすすめしたい。
>・釣った魚でもシルエット表示で図鑑にまだ載ってない魚を見つけるのが難しい、コンプしようと思うとかなりの苦行を強いられる
望遠鏡で釣ったことのある魚の名前は表示されますし、釣ったことのない魚は???と表示されますよ。
望遠鏡のこと完全に忘れてました・・・
情報ありがとうございます!