「Marvel’s Guardians of the Galaxy」の紹介レビュー 仲間たちと果てない宇宙を冒険するアクションアドベンチャー

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Marvel’s Guardians of the Galaxyってこんなゲーム

マーベル映画の人気タイトル「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の世界観を再現したアクションアドベンチャー

ガーディアンズのリーダーであるピーター・クィルとなり、仲間たちと共に敵と戦い、果てない宇宙を冒険する。マルチプレイもできた前作「アベンジャーズ」とは異なり、本作はシングルプレイのみとなっている

良かった点

・キャラがとにかくよく喋る、お馬鹿な会話がメイン
・バトル面だけでなくあらゆる場面で活躍するヒーローたちの個性的な能力がかっこいい
・旅を通じて仲間との絆が深まっていく見所が多いストーリー
・熱い場面でしっかり盛り上げてくれるBGM
・シリアスな展開もあるけど基本的にノリが軽く明るい気持ちで楽しめる

一番良かったというか驚いたのが会話の量

探索中だろうが戦闘中だろうがこちらの事情お構いなく、オープニングからエンディングまでの15時間の中で10秒以上の間が空いたことないんじゃないかというくらいキャラクターたちがずっと喋り続けてる。会話の内容もシチュエーションに合っていて繰り返しがなく、海外ドラマのような軽口を叩き合うノリで楽しいし飽きにくい。

日本語のフルボイスに対応しているのも嬉しい点。何かしらの操作している間も仲間と会話しているが内容が耳に入ってくるのでGTA5で車を運転しながら字幕を追うようなストレスがない。

気になった点

・一本道で進むため自由度は低め、会話の中で多少ストーリーが変化する程度
・TPSだけど主人公が主体じゃなく撃つことの楽しみは薄い
・探索や成長要素はあっさり

戦闘はチームの司令官として仲間に指示を出して戦っていく側面が強め。

主人公が何回もリロードしてようやく一体倒す敵を、味方のスキルなら一瞬で倒せたりする。そのため他のFPSやTPSと違って主人公の攻撃でゴリゴリ削るというよりは味方を活躍させるような立ち回りが求められる。チームの連帯感は楽しめるが、爽快感のあるシューターを期待するとがっかりするかもしれない。

初めて「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」作品に触れてみたけど非常に面白かった。まさに映画の中で遊んでいるような感覚。映画みたいなゲームといっても長いムービーがあるわけではないのでダレることもなく、流れるように物語と会話が進んでいく。ゲームプレイとシネマティックな演出が一体になって体験できるのが素晴らしい。オープンワールドでもないし重厚なRPGでもないけれど、熱くて盛り上がるストーリーで終始キャラの魅力に溢れている。映画を見たことがない人もぜひやってみてほしい。

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