包囲された城壁都市の中で民間人として最後の防御部隊を支援するストラテジーゲーム「Siege Survival: Gloria Victis」のレビュー

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Siege Survival: Gloria Victisのトレイラー動画

Siege Survival: Gloria Victisってこんなゲーム

ゲーム内容

舞台となるのは侵略者たちに包囲された城塞都市。そこで取り残された防御部隊と数人の民間人は侵略者の攻撃をなんとかして持ちこたえ、来るかどうかもわからない援軍を待ちます。

昼パート

本作は1日を昼パートと夜パートで分けられています。

昼は城塞の野営地で少人数の民間人を操作するサバイバルクラフトパートになります。

仲間の一人ひとりに建築、料理、装備品の修理、農業、畜産などの作業を割り当てていきます。疲れていたり、体調が悪い人はベッドで休ませてあげることで回復。

この昼パートでは敵が攻撃を仕掛けてくることがあり、交戦中は矢や石が飛んでくるので、民間人に当たらないように誘導してあげましょう。

また、建築物も敵の攻撃が当たることがあるので、絶対に壊したくないものは緑色の安全な場所に建てたりと建物の重要性を考えながら建築する必要があります。

作ったものや集めたものは支援物資として要塞に送ることができます。送れるものは食料、武器鎧、包帯、壁を補修する石など、要塞に足りてない物資を優先して送ってあげると効果的です。

夜パート

夜は探索パートになります。探索に行ってもらう一人を選び、敵に占領されてしまった市街地で、警備兵の目をかいくぐりながら物資を集めたり、新たな仲間を見つけます。

街に入ると警備兵の視界に入らないように行動します。一回でも見つかってしまうと、攻撃されるだけじゃなく、その後の数日間はそのエリアの警備が厳重になってしまい、探索するのが困難になります。

緑のアイコンのところに行くとイベントが発生。イベントではキャラの行動を選択し、その行動によって敵兵から民間人を守ったり、新しい仲間ができたり、新しいエリアが解放されたりします。

と、こんな感じで民間人を操作して物資を集め、兵士たちの支援をし、なんとかして要塞を死守するゲームとなっています。

ゲームの操作

マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

臨場感が溢れる戦場

夜は敵から隠れ、昼は石やら牛の死体が飛んできて、休む間もない戦争を一般人視点から描かれた作品。イベントが数多く用意されていて、選択式なので、自分だったらこういうときどうするだろうかと考えながら厳しい戦争を体験することができます。

程よい緊張感

セーブは1日1回のオートセーブのみで、数日前からやり直すといったことはできません。なので一度のヘマも許されない緊張感、結構シビアな難易度だと思います。

日本語に対応している

日本語対応。ローカライズに問題なし。

見ずらい視点

上からの視点で建物で見ずらかったり、街の小路がたくさんあって、入れる場所なのかどうかわかりずらい。ミニマップがほしくなります。

どれくらい貢献できてるかわかりにくい

どれだけ支援しても見た目に反映されるということがなくて、ただ自分の貴重な食料や武器が減っていくだけなので達成感がイマイチ。あとは要塞の食料、水、武器、薬の全て民間人が用意しても上官にはお前たちのせいだと責め立てられるし、敵より味方の方が嫌になってくる。

Siege Survival: Gloria Victisをプレイした感想まとめ

Steamで5時間ほどプレイしてみた感想。

中身はほぼThis War of Mineで面白いです。自分たちが生き抜くだけでも大変なのに、さらに、そこから食料などの物資を渡さないといけないのでなかなか難しいゲームでした。サバイバルゲーム、ストラテジーゲームが好きな人にはオススメします。

Siege Survival: Gloria Victisのストアページ

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