ヴィントナーとなって最高のワインを作るワイナリー経営シミュレーションゲーム「Hundred Days」のレビュー

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Hundred Daysのトレイラー動画

Hundred Daysってこんなゲーム

ゲーム内容

「Hundred Days」はヴィントナーとなって最高のワインを作るワイナリー経営シミュレーションゲームです。

ゲームは普通の会社員だったエマが、ベッペというワイン醸造家の土地とワインの製造業を引き継ぐところから始まります。

このゲームによく出てくる「ワイナリー」というのはワインを製造する場所や建物、「ヴィントナー」はワインの製造者のことを指すそうです。

ゲームのモードはストーリーモードとエンドレスモードとチャレンジモードの3つ。ストーリーモードがチュートリアルにもなっているので、初めはストーリーモードから始めるといいかもしれません。

ゲームのやり方はちょっと特殊でシミュレーション+カードゲームといった感じです。毎ターン配られるカードから何をするかを決め、真ん中のエリアにテトリスのようなブロックを当てはめていきます。

ワイン作りの工程は摘房→粉砕→発酵→圧搾→熟成→ボトリング→ワインテイスティングの順で行われます。プレイヤーはこれらの作業をするわけではなく、各工程の期間や強弱などの調整をしていきます。

例えば、「圧搾」はぶどうに強い圧力をかけて果汁を搾ることですが、このとき強い圧力をかければかけるほどワインの量が増え、弱めれば質が良くなります。

発酵期間は長ければ長いほどワインが甘くなりますが、その分、完成するまでの時間がかかります。

基本的には質と収量は相反するものなので、プレイヤーは作業工程の中で質をとるか、量をとるかという選択をしていくわけです。

テイスティングが終わってワインが完成すると、お客さんからオーダーが入るようになりそのまま売ることができます。たまに業者から大口の注文が入ることもあり、そのときに大量のワインを捌くことができます。

お金が貯まったら土地を拡張したり、新しい機材を買うことができます。また、スキルツリーのようなテクノロジーもお金でアンロックすることができ、新しいワインの品種を開発したりすることができます。

ゲームの操作

マウスキーボード、ゲームコントローラーどちらでも操作できます。

良かった点・微妙だった点

本格的なワイン作りの体験ができるシミュレーションゲーム

音楽、ビジュアル、ワイン作りとどれも制作者の強いこだわりを感じるゲームですが、特にワイン作りの部分はこれ以上ないぐらい作りが細かくて奥深いです。ヘルプ画面の説明もイラスト付きでわかりやすく作られていているので、ワインに詳しい人はもちろん、ワインについて何も知らない人にも楽しめる仕様になっているのが良かったです。

操作が簡単

マウスだけで操作でき、コントローラーでも操作できます。色々なことができる割に操作が簡単で遊びやすいです。

日本語に対応している

日本語対応。機械翻訳ではなさそうですが空欄や未翻訳になっている箇所があります。あとはセーブとロードが逆になっているのでセーブするときは注意。

同じ作業の繰り返し

基本的には毎シーズン同じことを繰り返します。変化がなく、ただポチポチするだけになってしまうのですぐに飽きます。

Hundred Daysをプレイした感想まとめ

ストーリーモードクリアとエンドレスモード20年ほどやってみた感想。

最初はいろんな知識が入ってきて面白いが、機材の修理を怠ったりよっぽそヘマをしでかさない限りは収入がちょっとづつ増えていくので、シミュレーションゲームとしては少し退屈なものになってしまった感があります。どっちかというとクリッカーみたいなゲームで同じ作業の繰り返しになるのが残念でした。ワインの甘さを出す方法とかワイン作りの工程とか知識としてはすごく面白いのでワイン作りに興味がある人にはオススメします。

Hundred Daysのストアページ

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