「Supply Chain Idle」の紹介レビュー 材料を加工して製品を作り続ける工場自動化シミュレーション

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Supply Chain Idleってこんなゲーム

Upturn Gamesが開発した、材料を加工して製品を作り続ける工場自動化シミュレーション

ゲームプレイ

工場を建設し生産した製品を売ってお金を稼ぐシンプルな経営ゲーム

やり方は、画面左のResourcesから作りたい物を選び、右のマスに埋めるだけ。そうするとそのマスに工場ができ、生産が開始される。

例えばトマトを選んで適当なマスに工場を建てると、以降は何もしなくてもひたすら自動でトマトを生産してくれる。でもこのままだとお金にならないので同時にショップも建築。

工場とショップを線で繋げるとトラックで製品を輸送してくれるようになり、生産と販売のラインが構築されお金を稼ぐ仕組みができる

さらに作った物を原材料として違う製品を作ることも可能

例えばトマトケチャップの工場を建て、そこにトマトと塩を投入すると次々に製品化されたケチャップが作られる。普通にトマトを作るよりもこんな具合で加工した方が高い利益のモノが作り出せる。

ただ工場同士を繋げるだけだと工場が一つでも生産速度が遅いと全体の生産性が落ちるので、貯めたお金で工場を増やしたり工場をアップグレードするなど効率よくお金を稼ぐには工夫も必要。

トマトケチャップくらいならまだ簡単だが、これが「サンドイッチ」や「車」といった課題が出てくるようになると工程も複雑になってくる。

トラックが渋滞を起こさないように配置まで気を配る必要が出てきたりと、建てられる場所はわずか20マスしかないので後半はパズル化してくる。

基本的には放置ゲームなのだが、ファクトリオのように生産ラインを構築し、組み合わせや配置場所まで考えさせられるゲームになっている。

良かった点

・電力や資源を気にすることがない、効率的な生産ラインを組むことだけに集中できる
・ゲームを閉じても製品を作り続けてくれる
・クリックとドラッグだけの直感的な操作
・無料で遊べる

微妙だった点

・2週目に突入すると楽になるどころか、求められる量が3倍以上に増える
・似ているイラストがあり、2種類のサンドイッチや酢とミルクが見分けにくい
・日本語非対応

 

総評

60/100

他の工場シムと比べてそこまで難しくなく時間も取られないカジュアルなゲーム。なんとなくポチポチっとやってしまう面白さで、どんどんインフレして作れる物が増えてくる。出来も悪くなく無料なのでおすすめ。

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