「Warlander」の紹介レビュー 中世の戦場に最大100人が入り乱れるオンライン対戦アクション

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Warlanderってこんなゲーム

日本のトイロジックが開発した、魔法やロボットまで登場する中世風の戦場に最大100人が入り乱れるオンライン対戦アクション

ゲームプレイ

・2チームバトル
20人 vs 20人の通常マッチ。

・5チームバトル
20人 × 5チームで争う大規模なバトロワ。30分ごとに開催。

現在はこの2つのモードが楽しめる。敵の城に潜入しコアを破壊するという目的はどちらも同じ。城までは3つのルートがあり、道中で攻城兵器を使って門を壊し、カタパルトで敵城の防御施設を破壊、拠点にもなるタワーを奪還しながら進んでいく。タワーを占領するとそこがリスポーン地点として使え、やられた後でも素早く敵城に近い前線に向かえる。

最初にチームを組むことになるが仲間と情報交換する機能がないため、ジョブは偏りがち、各自自由行動、城の防衛やタワーの奪還は気づいた人がやる、といった感じで戦略ゲームとしてはかなり緩め。ソロでもわちゃわちゃとした戦闘は楽しめるが、全員が遊撃スタイルなのでチームで行動して攻略していく・・・という協力プレイは野良ではなかなか難しい。綿密な連携を取りたい場合はフレンド必須となる

無双系とMOBAを足したような戦闘システムだが、若干違うのは途中で強いキャラに乗り換えられるという点。

最初は全員ランクの低いキャラを使い、敵を倒したりタワーを占領して「ヴァラーポイント」を貯めて高ランクのキャラに変えていく。

高ランクキャラを相手より早く出すことで戦闘で優位に戦えることができるが、裏を返すと自分が倒されてしまった場合は相手にポイントを献上することになり、敵の方が早く高ランクキャラを出してくるので要注意。

キャラ育成

この手のゲームには珍しくハクスラのようなドロップシステムとキャラ成長要素がある。

経験値を一定以上に上げるなどの条件を達成すると「称号」が手に入り、付け替えるとCPの上限が変動する。ランクの高い称号に付け替えると出撃コストは高くなってしまうが、高いCPコストの装備、アクティブスキル、タレントスキルを身に付けられるようになる。

良かった点

・大人数が入り乱れるわちゃわちゃした戦闘
・基本クラスは「戦士」「僧侶」「メイジ」だけだが、装備とスキルで特色を出せる
・毎試合後に何かしら手に入るドロップシステム、リザルトを見るのが楽しい
・マッチングが早い
・時間をかけるほど強くなっていく成長要素、無課金でも遊べる

微妙だった点

・知識だけじゃなくキャラの育成具合で格差が生まれる、MMOのような育成要素で初心者には厳しい
・最初に作戦や陣形を決めるなど戦略性がありそうに見えるが、それがあまり生かされてない
・アンインストール後でもアンチチートのプログラムが残る、手動で消すのが少し面倒

総評

60/100

プレイヤー間の装備格差を気にしなければそこそこ楽しめる良ゲーム。キャラ強化や装備収集が好きな人にとっては無限に遊べるシステムで、敗北しても報酬がもらえるのは良心的。ただリリース直後の今でも格差はすでに広がっており、装備が整った強キャラをまともに相手にすると地獄を見る。さらにヒーラーがお供にいるともう手が付けられない状態。自分が倒した敵は初心者っぽい人ばかりで、毎回同じ上級者にやられたりするのでパワーバランスはP2Wに近いものを感じます。対人の駆け引きのあるアクション、ハクスラの育成システムやMMOが好きな人ならおすすめ。

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