Galactic Mining Corpってこんなゲーム
イギリスのWindybeardが開発した、銀河系のあらゆる惑星を丸ごと掘りまくる採掘シミュレーション。
宇宙規模の採掘会社「Galactic Mining」のCEOとなり、未知の惑星を見つけ出し、ドリルでどんどん掘っていくゲーム。研究とドリルの強化に投資してさらに利益を増やし続け、会社を発展させていくのが目的となる。
◆ゲームプレイ
まずは、ギャラクシーマップでの探索。
ここではお金を使って未探索のタイルをめくっていき、まだ誰にも知られてない惑星を探す。めくっても何も出てこないハズレタイルも多いが、もし惑星が出た場合は、そこで自由に採掘ができるようになる。
惑星以外にも研究施設や労働者や部屋の設計図などが出てくることもあり、それも当たり。求められた資源をそれぞれに持っていくと労働者が雇えたり、研究が進んで効率良く掘れるようになっていく。
惑星を見つけると、次は採掘。
ドリルを操作して地上から下へ下へとブロックを掘っていく。どこを掘るかは自由。固いブロックや敵エイリアンを避けつつ、宝箱や回復アイテムを拾う自分だけの最適なルートを見つけて掘るのも良し、そんなに難しいゲームじゃないのであまり深く考えず真っ直ぐ下に掘り続けた方が結果的に良かったりもする。
気を付けたいのはドリルの耐久値。
ブロックを掘る度にドリルのHPが減少する上に、酸や氷などの「属性」がある惑星では、ドリルの耐性が低いと時間経過でHPが徐々に削られてしまう。この惑星は無理だと思ったら引くのも手。まずは、属性が「無」の惑星や属性ダメージが弱い惑星から掘り、ドリルの強化を図ってからまた挑もう。
デスペナルティは無いので安心。
最終的にHPが0に達してしまうと強制的に採掘終了となってしまうが、掘ったアイテムなどは全部持って帰れる優しい仕様になっている。
そして、惑星の最深部まで掘り進めるとコアが出現。
各惑星のコアを持って帰るというのが目標でもあり、これが強化の素材にもなる。
拠点ではギャラクシーマップで見つけた設計図を研究して部屋を建設することができる。
クローゼットやロッカールームなど様々な部屋を建てられるが、部屋によって機能が追加されるといった要素はなく、部屋とクルーの役割はドリルにバフがかかるのみとあっさり。
良かった点
・採掘方法が簡単かつシンプル
・多岐にわたる強化要素
・パネルめくりや採掘での発見が楽しい
・操作がマウスのみ
微妙だった点
・基本的な採掘の繰り返し、変化に乏しい
・日本語非対応(読まなくても問題なし)
◆総評
56/100
経営部分はほとんどなく9割方は掘っているゲーム。成長要素がドリルのパワーやHPアップといった数字だけが伸びていくものばかりで放置ゲームのような単調さではあるけれど、気づいたら数時間遊んでしまうくらいの中毒性がある。おすすめ。