20年前の謎サイトを探るインターネット脱出ゲーム「餓史シャチの幸」の評価とレビュー

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餓史シャチの幸のトレイラー動画

餓史シャチの幸ってこんなゲーム

「餓史シャチの幸」はWindows XP時代の謎サイトを探索するアドベンチャーゲームです。

ゲームの内容

プレイヤーは「Gashinko」というユーザーのPCを操作します。PCを起動するとどこか懐かしさを感じる草原の風景に「Internet Xplorer」というブラウザアイコンだけぽつんと置かれた状態。

このブラウザを開くと「餓史シャチの幸」というサイトに繋がります。サイトのトップページには9つのリンクが張られていて、そこからサイト内を閲覧できるようになっています。

各リンクを辿っていくと、リンゴをかじる音と共にリンゴが現れる「りんごの館」や手のゆるキャラ?の背景画像をダウンロードができたりムービーが見れる「るんるんシアター」など一貫性のない意味不明なコンテンツを見ることができます。

で、閲覧する以外に何ができるかというと、各ページにはアイテムが隠されているのでそれを見つけて拾っていきます。アイテムは一度に1つしか持てません。

拾ったアイテムはキーになっていて、適切な場所で使うことでさらにこのサイトの深部まで見ることができるようになります。

ゲームの操作

マウスキーボードで操作できます。

良かった点・微妙だった点

インターネットの闇から抜け出す脱出ゲーム

昔は背景画像に隠しリンクがあってそこからサイトの中に入ったり、大音量の音楽が流れたり、サイトの訪問者を驚かせるような仕掛けがたくさんあったと話には聞いたことがあるんですが、このゲームはまさにその当時のインターネット体験ができるゲームかなと思います。サイト自体がお化け屋敷のようになっていて、何が起こるかわからないドキドキ感が楽しめます。

再現度が高い

やってまず驚いたのが作りの細かさと再現度の高さ。配色は原色強めで、サイケな画像が使われていたり、FLASHのアニメーションが流れたりして昔はこんなサイトあったなーっと一昔前の記憶が蘇ってくる。音もブラウザの操作音からハードディスクの音まで当時のものが再現されていて強いこだわりを感じます。

無料でプレイできる

無料で遊べて課金要素なし。

餓史シャチの幸をプレイした感想まとめ

一時間半でクリア。

少し行ったり来たりになるのが面倒だったけれど、凝った作りになかなか変わった仕掛けが多くて面白かった。脱出ゲームが好きな人にはオススメします。無料なのでぜひ!

餓史シャチの幸のストアページ

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