「Pupperazzi」の紹介レビュー カメラで様々な犬を撮影するゲーム

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Pupperazziってこんなゲーム

アメリカのSundae Monthが開発した、カメラで様々な犬を撮影するゲーム

◆ゲームプレイ

犬がたくさん暮らしている島で犬好きジャーナリストとして活動し、写真を撮って世の中に犬の良さや可愛さを伝えていく。

島のエリアは全部で5つあり、それぞれの場所ごとにクエストが用意されている。クエスト内容は、犬が自転車に乗っている場面や鳥と一緒に仲良くいるところをカメラで撮るなどあくまで犬の撮影がメインだが、中には「街の掃除」や「依頼人の落とし物を見つける」といったものもあって幅が広い。

基本的には広いエリアを駆け回ってお目当ての犬の探索と撮影。それに加えて街のギミックと主人公のダブルジャンプを駆使して目的達成のために建物の屋上に登ったりとプラットフォーマー的な側面も強い

クエストを達成するとこの世界の通貨「黄金の骨」が手に入り、ショップで特殊なレンズやフィルムを買うことができるようになる。

最初のカメラでも十分綺麗に撮影することはできるが、レンズとフィルムを調節することで、撮影時に色合いを変えて自分好みの雰囲気にできる他、画面効果を加えて映える仕上がりにしたりモノクロにしてレトロ感を出すこともできる。

撮った写真は犬好きが集まるSNS「Dog Net」に投稿するか保存するか決められる。

フォロワーの数」が経験値みたいなもので、SNS上で人気を得ると新たなエリアやクエストがアンロックされていく。どんな写真でも犬さえ写っていればフォロワーは増えるが、短時間のうちに投稿しすぎるとうざがられて逆効果なので注意。

良かった点

・犬をなでたり服を着せ替えたりペットを飼うような感覚で遊べる
・レンズとフィルムの種類が豊富、カメラ機能が充実している
・犬種によって吠え方も異なるなど作り込まれている
・難しいクエストもあるが、全部クリアする必要はなく自分のペースで進められる
・程よいボリューム(4~5時間でクリア可能)
・日本語対応

微妙だった点

・適度にジャンプアクションを求められるが、カメラ操作が微妙でやりにくい
・借り物競争的な探索要素が強め
・犬の挙動はロボットのような行動の繰り返しでリアルな生活感はない

 

◆総評

50/100

犬への愛情と可愛いさが伝わってくるゲーム。島の犬全部ペットみたいに人懐っこくて居心地が良く癒される。広いエリアでの探索が多めでお目当ての物が見つけづらく、ゲームプレイとしては微妙なところもあり。犬が好き人にはおすすめ。

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