「Trapped」の紹介レビュー 狂人だらけの迷宮をさまよいながら出口を探す一人称視点のホラー

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Trappedってこんなゲーム

狂人だらけの迷宮をさまよいながら出口を探す一人称視点のホラー

主人公はどこかで頭を殴られて連れ去られ、迷宮に閉じ込められた可哀想な男性。当然、この場所のことを知っているはずもなく、探索していくつもの部屋を調べながら少しずつ迷宮の出口を目指すことになる。

ゲームプレイ

操作は移動とインタラクト(Eキーでドアの開閉、アイテムのピックなど)だけでよく、難しいアクションは求められない

ゲーム中は様々なアイテムが出てくるが、拾ったアイテムはすぐに手に持ってくれるので、どこで使うかといった悩むこともなし。

探索と謎解きを中心に進めていくゲーム性で、謎解きはアイテムを使って解くタイプじゃなく、周りをしっかりと観察する必要がありその難易度は高め。

所々に落ちているメモは過去に主人公と同じように連れて来られた人たちが書き遺したもので、急いで書いたような英語の筆記体で少し読みづらいが、そこから得られるヒントはほぼないので読まなくても攻略は可能

ホラー

敵となるのはこの迷宮に住んでいる囚人(?)のような人たち。

遭遇するとじっとこちらを睨みつけたり、時には追いかけてきたりと行動が気まぐれでアウトラストみたいにただ興味本意で弄ばれているような感覚に陥る。

また、ジャンプスケアが頻繁に襲いかかってくるが、叫んで飛び出すだけの単純な感じはなく演出が独特で、ホラー好きな作者のこだわりのようなものを感じた。

そして迷宮の不気味さも特徴的。

複雑に入り組み、先に進む度に道がいくつも分岐する迷路のような構造。部屋の探索より通路を歩いている時間が長くて、とにかくこの通路の壁が狭い

薄暗い中でレンガ造りの狭い壁の中を進んでいくので、心理的にずっと圧迫されているような気分にさせられる。

良かった点

・ジャンプスケアに力が入っていて、ありきたりなものがない
・謎解きは難しいが、面白い仕組み
・狭い通路、何十ものドア、出られる気が全くしない迷宮の雰囲気

微妙だった点

・主人公のことや迷宮についての説明が薄い
・セーブできないので一回でクリアする必要あり
・エンディングが意味不明
・日本語非対応

 

総評

54/100

謎解きとジャンプスケアの演出に手が込んでおり、この価格帯のホラーゲームとしてはかなり良い出来。迷宮の作りや怖がらせ方がよく考えられていて作者のセンスの高さを感じる。主人公のことについてはあまり描かれておらず、エンディングも意味不明で、ストーリーラインの方は適当。セーブ機能がなく音量しかいじられない設定ももうちょっと練って欲しかったと思う。ゲーム自体は良くできているのでホラー好きにはおすすめ。

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