勇者となって死の魔王から街を救うダンジョンRPG「ダンジョンに捧ぐ墓標」の評価とレビュー

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ダンジョンに捧ぐ墓標のトレイラー動画

ダンジョンに捧ぐ墓標ってこんなゲーム

ゲーム内容

「ダンジョンに捧ぐ墓標」は勇者となって死の魔王から街を救うダンジョンRPG。街の北にあるダンジョンは不思議のダンジョンシリーズのようにランダム生成され、街を脅かすモンスターを倒しながら奥へと進んでいきます。

ダンジョン内はターン制ではなく、リアルタイム制。爆弾、弓矢、ポーションなどのアイテムを使うことができ、ギミックを解きながら扉を開き、下層に降りられる階段を目指します。

左上にあるゲージは青がHP、赤が血となっていて、血は時間経過で徐々に減っていきます。血はポーションを飲んだり敵を倒すことで回復することができます。

ダンジョンでやられてしまった場合は、お金を払うことで復活が可能。その場で回復するわけではなく、その階層の最初からランダム生成される前に戻される。

復活せずに街へ戻った場合は、そのダンジョンで手に入れたアイテムは失うが、ダンジョンに入る前から所持していた装備品やアイテムはロストしない。

20Fごとにボス戦があり、ボスを倒すと次にダンジョンに入るときはその階層から始めることができます。

強化要素

基本的にはダンジョンで武器や盾やアクセサリーなどの装備品を拾って、キャラを強くしてさらに奥深くへと進んでいくタイプ。

さらに、モンスターを倒すと低確率で棺桶が手に入ることがあり、それを防具として装着することでも能力が上がります。

主人公のレベルが上がるとLPと呼ばれるスキルポイントが手に入り、主人公の中に眠る力の解放をすることができるようになります。

スキルツリーはスフィア版のようになっていて、スキルを一つ取ると次はその隣のスキルを取ることができる。スキルの位置が重要で、最初だけシャッフルすることができます。

街のバーに行くとクエストを受けることができます。クエストを達成するとお金がもらえるだけでなく、ボムやポーションの所持数アップなど特別な報酬がもらえることもあり。

ゲームの操作

マウスキーボード、ゲームコントローラーどちらでも操作できます。

良かった点・微妙だった点

やりこみ要素満載のレトロ風ダンジョンRPG

グラフィックや音楽はファミコン風で初代ドラクエを彷彿させる。豊富な武器とクエストはプレイヤーの冒険心をくすぐり、ダンジョンは中毒性があってサクサク進めるので面白い。

マップ攻略の自由度

カギを探して普通に攻略することもできるし、爆弾で壁を壊したり、足場を置いて川を渡ったりとアイテムをうまく使えばショートカットして攻略できる点が良かった。

驚きが少ないローグライク

ダンジョンで盛り上がる場面がミミック(一撃でほぼ瀕死)や転がってくる岩石(一撃死)などの凶悪な罠に出くわした時ぐらいで、他のサプライズはほとんど無く、コツコツ地道にやるしかない。全体的にドロップが渋くて、強力な装備品がポロっと落ちることもなければ、普通のアイテムもなかなか手に入らず、ちょっとしたクエストすら全然達成できない。ダンジョンに潜っても徒労に終わることが多くて充実感より疲労感だけがたまっていく。

壁の裏が見にくい

ゲーム画面はキャラを斜め上から見たアイソメトリック視点で、視点を回せたり、壁が透明になったりということはなく、壁の裏に罠があるかどうかわかりずらい。一瞬で死ぬこともあるゲームでこれが結構つらかった。

NPCが全力で邪魔をしてくる

味方であるはずのNPC達がダンジョン内で行く手を阻んでくる。キャラの位置を交代したりできず、NPCが動いてくれるのをただ待つしかない。血が減っていくという時間制限があるのでさすがにこれはどうにかしてほしい。

ダンジョンに捧ぐ墓標をプレイした感想まとめ

13時間ほどプレイしてみた感想。

音楽や雰囲気が良く、昔のドラクエをローグライク風に仕立て上げたような感じでプレイしていて面白かった。全体的に作りこまれているが、細かいところでストレスになっている部分があるのが残念。あともう少し盛り上がれるところが欲しかった。やりこみ型のダンジョンRPG、ローグライクがやりたい人にはオススメします。

ダンジョンに捧ぐ墓標のストアページ

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