「PROJECT: PLAYTIME」の紹介レビュー おもちゃ工場でモンスターとチェイスする非対称対戦ゲーム

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PROJECT: PLAYTIMEってこんなゲーム

2021年に発売され人気を集めたホラーゲーム「Poppy Playtime」のスピンオフ作品で、逃げるサバイバー6人 vs 追いかけるモンスター1体の非対称対戦。

サバイバー

サバイバー側の6人は、おもちゃの工場内に散らばった7種類のおもちゃのパーツを集めるのが目的となる。

パーツは各所にある謎めいた装置に隠されていて、ミニゲームをクリアして各装置をアンロックすると手に入る。ミニゲームは、鍵盤をお手本通りに叩くパズル、光った場所を素早くクリックする反射神経パズル、光った玉の場所を覚える記憶力パズルの3種類。

どれも一人で解けるシンプルなパズルだが、解くのにそれなりに時間がかかる上、解いている間は周りを見渡すことができずモンスターの位置がわからないというのもあって絶妙な難易度になっている。

本編と違う点は、ローリング回避ができることとTPS視点にも切り替えられるようになったこと。本編よりもアクションよりでチェイスがしやすい仕様になった。

また、おもちゃ工場にはギミックがたくさん溢れていて、隠れられるロッカー、マジックハンドのおもちゃで下ろせるシャッター、背の低いトンネルなど、後ろから追いかけてくるモンスターから逃げ隠れできる手段もしっかり用意されている。

モンスター

マッチ開始時にプレイヤー7人の中からランダムで1人だけモンスター役として選ばれる。

モンスター側はおなじみの「Huggy Wuggy」、二章の敵キャラ「Mommy Long Legs」そして本作オリジナルの新キャラ「Boxy Boo」の3体の中から好きなモンスターを選び、独自の能力とプレイスタイルでプレイヤーたちを追いつめていく。

工場は薄暗いので相手を見つけるのは難しいが、サバイバーが走ると足跡がハイライトされるのでそれを追っていくといいかも。

課金要素

現状では一部のスキンのみ課金が必要で、パークなど必須級のものはすべてゲーム内通貨で買える。今後のアップデートでスキンやモンスターを追加予定のことだけれどP2Wにはしないみたいなので、そこは嬉しいところ。

良かった点

・マジックハンドやおもちゃのモンスターがユニークで、本編そのままの雰囲気
・ルールがシンプル
・チェイスの駆け引き
・無課金でも100%遊べる

微妙だった点

・毎回何かしらに遭遇するバグの多さ
・画面が固まって最初のメニュー画面に飛ばされることが多々あり
・サバイバー側の個性は薄い
・日本語非対応

 

総評

47/100

Dead by Daylightのシステムを取り入れつつより初心者でも遊びやすいカジュアルな鬼ごっこゲーム。しかしバグなどの原因でゲームにならないマッチがよくあり最後まで何事もなくやれることの方が稀。これから良くなっていくとは思うけれど、今のところは不具合が多くてちょっと残念な感じです。まだまだアーリーアクセスとして登場して間もないので今後のアップデートに期待。

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