町にある普通のパン屋さんを経営するシミュレーションゲーム「Bakery Shop Simulator」の評価とレビュー

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Bakery Shop Simulatorのトレイラー動画

Bakery Shop Simulatorってこんなゲーム

町にある普通のパン屋さんを経営するシミュレーションゲーム。プレイヤーはとある街のメインストリートの一角にあるパン屋「ATMIC BAKERY」のオーナーとなり、最高のパン屋を目指すゲームです。

ゲームの流れ

店にはパン職人、コンピューター、レジなどが既に用意されていて、あとは機材と材料を買ってパンを作るだけというところからゲームが始まります。

機材と材料はレジ横にあるPCから仕入れることができます。最初はお金が無いので最低限パンを作るのに必要な材料と機材だけを購入します。ここで無駄遣いしてしまうと普通に詰むので、序盤はチュートリアルに従ってオーブンと生地メーカーと小麦粉と油と発酵用の菌だけ買いましょう。

材料と機材が揃ったらパン職人に作ってほしいパンをオーダーします。ケーキやドーナツ含め作れるパンは25種類。それぞれに対応した機材と材料があれば作れるようになります。

しばらくするとお客さんが店にやってくるようになります。このパン屋はオーダーメイド制、正確に言うと時間制限があるので注文を受けてから作るのは間に合わず、あらかじめ作り置きしたものを出す感じです。

注文のパンはお客さんに出す前にパッキング。

あとはバーコードで読み取れば取引完了。営業時間は7時から20時まで。途中で店を閉めることもできます。営業が終わったらパン職人に20ドル払って一日が終わります。

ゲームの操作

マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

おいしそうなパンがたくさん見れる

パン屋のゲームなので、完成したパンの見た目は気になるところ。この点、このゲームのパンのビジュアルはすごく良くできていて、どれもおいしそうに仕上がるので、毎回新しいパンを作るのが楽しみになってくる。こんなパンもあるのかーと日本では見かけない珍しいパンがたくさん見れるのも楽しい。

日本語に対応していない

日本語非対応。ストーリーは無く、テキストも少ない。機材の名前やパンの名前は調べるとすぐに出てくるのでそこまで困ることはないです。

自由度が低い

経営シミュレーションでも自分で物を作るタイプ、お店を人に任せて見守るタイプとさまざまあると思うのですが、このゲームはどちらでもなく、仕入れとレジをただひたすらやるというかなりの作業ゲーでした。レジのところから離れることができないので店内を自由に歩くことも、自分でパンを作ることもできず、普通のパン屋みたいに店内にショーケースを並べておいしそうなパンで埋め尽くす、ということもできない。パンはパンでも全く味気の無いパン屋シミュレーションゲームでした。

やって来る客が毎回同じ

やってくるお客さんがいつも同じ人でちょっと気味が悪い。いくら常連といえど1時間に1回来るのはとてもリアルとは思えない。

Bakery Shop Simulatorをプレイしてみた感想

Steamでお試しプレイしてみた感想。

レジ打ちがメインなのでシミュレーションゲームといてはイマイチ。テーマとパンの見た目はすごく良いので自分でパン作るか、もっと経営寄りのゲーム性になってくれたら嬉しかった。パンが好きで経営シミュレーションゲームがやりたい人にだけオススメします。

Bakery Shop Simulatorのストアページ

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