何度もループして人狼村からの脱出を目指すビジュアルノベル「レイジングループ」の評価とレビュー

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レイジングループのトレイラー動画

レイジングループってこんなゲーム

ざっくりあらすじ

大学生の「房石 陽明」はバイクで旅行中に休水(やすみず)という集落に迷い込み、そこで行われている「黄泉忌みの宴」という人狼ゲームに巻き込まれてしまう。

黄泉忌みの宴のルール

休水で行われている宴のルールはほとんど人狼と同じ。参加人数は14~16人と分岐ルートによって変わり、それぞれ村人と人狼側に分けられている。

1日1回開かれる宴では皆で話し合いをし、人狼だと思う人を毎回1人をくくって殺す。人狼は毎晩1人を殺すことができる。これを繰り返し最終的に村人側か人狼側どちらか生き残った方が勝ちとなる。

村人側には加護(役職)を持った人もいる。ヘビの加護は毎晩1人だけ人狼かどうか占うことができる、カラスの加護は死んだ人物が人狼か調べることができる、クモの加護は1人を人狼から守ることができ、サルの加護は2人いてお互い相手がサルであることを知る。

死に戻りシステム

主人公の房石陽明が死ぬと謎の「ひつじ」が現れ、最初のバイクで迷子になるシーンに戻る。この時BAD ENDなどで手に入る新たな鍵があると、選択肢でまた違ったルートに進むことができる。

BAD END回収 → 鍵をゲット → ループして別ルート解放を繰り返すのがゲームの流れとなっている。

クリア後

クリアした後は「暴露モード」が解放されて、登場キャラの心の声が見れるようになる。他にもクリア後のサイドストーリーもあり。

良かった点・微妙だった点

どんどん読み進めたくなるストーリー

単純に話が面白い。人狼+村の土着信仰+タイムリープとミステリー要素がたくさん詰まってるのだが、これが一つの話としてちゃんとまとまってるのがすごい。そして、毎回みんなの役職も変わってループしてもまた別の話として楽しめるのでやめどきがわからなくなるぐらい面白い。

イメージが変化する個性的な登場キャラたち

このゲームはキャラの内面を丸裸にしていくゲームでもあるので、裏の一面があったり、意外と良い面があったりと出会ったときの印象とクリア後で登場キャラの印象がガラッと変わるのが面白い。例えば、主人公の「房石陽明」は最初こそ軽いノリで冴えないイメージだったが、人狼では超頭が切れて知的で頼れる存在に変貌していく。ルートによってはキャラクターたちのマイナスな内面も見れるがそれもまた面白い・・・。

圧倒的なボリューム

クリアまでは30時間弱。さらにクリア後はいくつかのサイドストーリーも見ることができるし、暴露モードでもう1週遊ぶことができる。かなり読みごたえがあるので、人によっては50時間以上は遊べると思う。こんなにボリュームがあるのにフルボイスなのも〇。

ホラー要素は薄い

殺人事件が起きてもその描写が薄いので、人が淡々と死んでいく感じがある。「ふーん、あの人死んじゃったんだー」ってぐらいの感覚。「かまいたちの夜」や「ひぐらしのなく頃に」のようなサスペンスホラーを期待すると拍子抜けする。

レイジングループをプレイした感想まとめ

Steamでプレイして26時間でクリア。

最初はKEMCO+絵が好みじゃないので楽しめるか不安だったが、ゲームは評判通りの面白さだった。基本的には読み物なので、人狼は実際にプレイヤーがやるわけじゃないけど、ほかの人の役職や人狼はだれか推理しながらやると同じような体験が出来るのも良かった。人狼好き、ビジュアルノベルが好きな人におすすめします。

レイジングループのストアページ

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