ダークファンタシーな世界を舞台にした残忍ハクスラアクションゲーム「Demon Skin」の評価とレビュー

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Demon Skinのトレイラー動画

Demon Skinってこんなゲーム

ゲームの内容

Demon Skinはダークファンタシーな世界を舞台にした残忍なハクスラアクションゲーム。ネクロマンサーと古代のクリスタルの力によって次々と召喚される邪悪な者たちによって支配された世界。

主人公はそんな世界で抗い、遂に混沌の源を見つけるが、古代の遺物を復元するという不吉な儀式のエネルギーを受けて悪魔(Demon Skin)へと姿を変えられてしまう・・・というあらすじ。

まずは記憶と力を取り戻すため、クリスタルを探しながら敵と戦います。戦闘は上段、中段、下段の3つの構えを使い分けて敵を攻撃します。例えば、兜を装備していない敵には上段攻撃、盾を構えた敵なら下段攻撃という感じで使い分けていきます。

通常攻撃の場合は赤く表示されますが、青く表示された部位を狙うと追加ダメージ、オレンジ色の部位を狙うと処刑といった特殊アクションもあり。

防御は相手の攻撃と同じ構えをとると自動で受け流してくれます。回避行動で避けることも可能ですが、こちらはスタミナを消費してしまいます。

武器を持った敵を倒すとその武器を拾って装備することができます。武器の中にはアーティファクトと呼ばれる特別な能力が付与されたものがあり、その武器を装備したときだけ発動できるスキルもあります。

レベルが上がるとスキルポイントがもらえ、Attack、Health、Staminaの中から2つのステータスを上げることができます。ステータスはクリアするころにはほぼ全てMAXまで埋められます。

ゲームの操作

ゲームコントローラー、マウスキーボードで操作できます。

良かった点・微妙だった点

スリリングな戦闘システム

戦闘はまずまず楽しい。反射神経が必要で目が離せないが、完全に防御できるという点が良かった。ちょっと惜しいのがこちらはスタミナがあるのに対し、敵はスタミナがないというところ。敵に攻撃させてもあまりメリットが無く、結局パターンを覚えて攻撃するだけという感じになってしまうのが少し残念。

作りこまれた世界観

ダークファンタジーな雰囲気は最高に良かった。モンスターたちはちゃんと気持ち悪く描かれているし、演出に驚かされる場面もある。ゲーム画面の背景もすごく作りこまれていて、裏でモンスターたちがうごめいていたり、こちらを狙うような仕草を見せたり、プレイイング外でもゾッとさせてくれる。

日本語に対応してない

日本語未対応。ストーリーがしっかりしていて大筋を追っていくだけでも面白かったが、自分の英語力では細部まではわからなかった。

操作性が悪い

XBOXコントローラーを使用していくつか操作のやりづらさを感じた。例えば、右スティックは方向転換、武器の切り替え、ポーションの切り替え、ポーションの使用と多くの操作が割り当てられていて、右指だけで何度も微妙な調節をしながら操作するのがやりづらかった。

ただの嫌がらせのような仕様・ギミック

一番嫌だったのがゲーム画面より下に降りていく場面が多いのに、下の方に視点を合わせられないところ。下に飛び込む時にあみだくじのように運に身を任せるしかなくて、ほとんどの場合はそのまま死ぬ。あとは足元を草むらで隠してトラップで殺しにかかってくるところとか、視認性をわざわざ悪くするのがイマイチでした。

Demon Skinをプレイした感想まとめ

4時間半でクリアした感想。

あまり難しいゲームではないけれど、何回死んだかわからないぐらいとにかくよく死んだ。戦闘、雰囲気、世界観は良かったんですが、死ぬときは作者の狙い通りにやられた気分でイマイチ楽しめなかった。ダークファンタジーな世界観のゲームがやりたい人にはオススメします。

Demon Skinのストアページ

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