閉ざされた鉱山から脱出するホラーゲーム「The Mine」の紹介レビュー

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The Mineってこんなゲーム

3人の学生M.I.Mによって制作された一人称視点の鉱山探索ホラー。

 

ゲームプレイ

鉱山で迷子になってしまった主人公を操作して脱出を目指すシンプルなゲーム。

ゲーム開始すると目の前に大きな扉があり、そこから出るのが目的。ただし、扉には鍵がかけられてそのままだと出られないので、坑道を探し歩きながら鍵を探すことになる。

坑道の中は通路が複数に枝分かれした迷路のような構造。さらに、通路は真っ暗で道を変えても同じような風景が続くので迷いやすい。

主人公はライターだけ持っており、所々で地面に落ちている松明に火をつけて進んでいく。松明は消耗品で少しの間しか使えないので新しい松明を見つけたら交換するのがベター。探索中に松明が切れると真っ暗で何も見えなくなりほぼ詰んでしまう。

また、追いかけてくる敵も登場する。

しつこく追ってくるわけじゃなくそこまで脅威ではないけれど、敵の形が『人の目』そのもので、さらに次々と他の人の目に切り替わるので結構不気味。

この鉱山で亡くなった人たちの怨恨が宿ったようなビジュアルで、最初に見たときは背筋がゾワっとさせられる。

良かった点

・シンプルな探索(読み物もなし)
・早ければ10分でクリア可能
・敵とのチェイスが難しくない
・無料で遊べる

微妙だった点

・ゲーム性があまり無い(歩くのがメイン、ストーリーや謎解きもなし)
・エンディングも無いのでクリア後に余韻も得られない
・日本語非対応

 

総評

32/100

3人の学生による卒業作品のため内容は薄く、良くいえばシンプル、悪くいえば無味乾燥。敵のビジュアルは印象的だけど、置き物と変わらない静かな動きでそれほど脅威じゃないので怖さに欠ける。

とはいえ短時間でクリアできるのでさくっとホラーゲームやりたいときにはアリかも。

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