仲間を解放しながらゴールを目指す2Dアクションプラットフォーマー「Mechanic Escape」の紹介レビュー

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Mechanic Escapeのトレイラー動画

Mechanic Escapeってこんなゲーム

フランスのSlak Gamesが開発し、2014年4月16日にリリースされた2Dプラットフォーマー。

ゲームプレイ
暴走した機械たちに抑圧された世界で、プレイヤーは『テレビ』のキャラクターを操り、捕らえられている仲間のテレビを解放しながらゴールを目指す。

アクションは移動、ジャンプ、二段ジャンプ、壁ジャンプのみとシンプル。

ステージにはぶら下がって振り子のようにしてジャンプするロープ、入ると遠くに飛ばしてくれる大砲、上下の重力が変化する床などが設置されていて、これらの仕掛けを使って素早く移動が可能。

逆に危険な罠もあちこちに設置されていて、電流やトゲなどに触れてしまうと一発アウト。
中間のチェックポイントみたいなものは無いので一度でもミスすると最初からのやり直しになる。

雑魚敵は出てこないし戦闘すらもないが、毎ステージの後半からボスが登場する。

ここから地獄のチェイスの始まりで、考える暇もなくひたすら前に向かって進み、ノーミス前提の正確なアクションとスピードも求められる。

ボスに追いつかれてしまうとこれもまた最初からのやり直しで、罠とボスに一回も当たらずにゴールするとステージクリアとなる。ステージは全80あり、ボリュームはそこそこ(クリアまで5~6時間ほど)。

ステージのクリア条件には関係ないけれど、1ステージに50個の小テレビ、5個の大テレビが隠されている。

大テレビを50個、100個、150個と集めるとコスチュームがアンロックされるので余裕があれば見かけたときに取っておくといいかもしれない。

 

総評
57/100

操作性がとても良く、スピードに乗って走るかジャンプするかのシンプルで気持ちいいアクション。ステージの作りは理不尽でもなく高難易度のプラットフォーマーと比べるとかなり易しい作り。しかし簡単な場所でも連続するとミスに繋がることがあり、一発アウトというのが緊張感を高めてくれる。このルールの厳しさと乗り越えた後の達成感は久々にSuper Meat Boyをやっているような気持ちにさせられて面白かった。ちょっと難易度の高いマリオのようなプラットフォーマー好きにはおすすめ。

ゲームの操作

ゲームコントローラー、マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・アクションがシンプル
・1回もミスできない緊張感
・ロードがなくすぐやり直せる
・操作感が良くコントローラーにも対応
・日本語対応

微妙だった点

・すべて「完璧」じゃないとクリアできないのでイライラさせられるところがある
・壁ジャンプの挙動(必ず反対方向に飛ばされる)
・小テレビを集めても特典がない

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