神々のために都市を構築するターン制ストラテジー「Cubesis」紹介レビュー

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Cubesisのトレイラー動画

Cubesisってこんなゲーム

2014年8月23日にチェコのWonderful Tree Studioからリリースされたターン制の都市構築ストラテジー。

ゲームプレイ
舞台はイクジュクとリカエル2人の神々によって作られた男しかいない世界Cube world。

プレイヤーはこの地のリーダーとなって神視点からCubie(労働者)たちに命令を出し、神々のために都市を作っていくことが目的となる。

ゲームはいわゆる4X系(探検・拡張・開発・殲滅)の作り。しかし敵は存在せず、代わりに天気や地形を変えるパズル要素がある。

全34のステージクリア制でステージごとに地形やクリア目的が変わる。毎回小さな箱庭の中で都市を建設し、天気や地形を変えて災害から人々を守り、神々から与えられたミッションを達成していくゲームとなっている。

 

建てられる建造物
選択したCubieを好きなマスに移動させた後、そこでお金や石や穀物などを使ってあらゆる建築物を建てられる。

建築以外にも画面右下からLevel upやLevel downといった命令ができ、石のあるマスで採掘したり地形の高さの変更が可能。

建築や採掘をしたCubieはそのまま犠牲になって消滅するのでどこで作業させるかは慎重に。

Fields
Cubieが毎ターン消費する穀物が育つ。収穫量は地形によって異なり、乾いた土地より水分を含んだ土地の方がよく採れる。

City
毎ターンお金の収入、数ターンに一度Cubieが誕生する。暖かい土地に建てるとより多くのお金をもたらしてくれる。

Church
ターンが進むに連れて気温が上がって海面も上昇するが、このChurchを建てると神様の機嫌が良くなり海面上昇を防げる。

Granary
穀物の保存庫。最初は50までしか貯められず、あっという間に上限まで貯まってあっという間に無くなる。建てておくと色々と余裕が出てくる。

Weathervane
風向きを変えられる風見鶏。雨が降らずにしばらく乾燥するとFieldsが枯れるのでこれがかなり大事。

Plug
穴が開いてしまった地形を埋められる。

 

総評
28/100

パズル要素ありのCivみたいなゲーム。
天候や地形を利用しつつ自分だけの都市を発展させられる。ゲーム自体は面白いけれど操作性は微妙。マウスカーソルを画面端にすると画面視点が移動するので、Cubieに命令を出そうとする度に画面が移動してそこから毎回画面を中央まで戻すのがちょっと面倒。操作やUIがあまり洗練されてないという印象なので、こういったゲームが好きな人でない限り手を出さない方がいいかもしれない。

ゲームの操作

マウスで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・地形や天候といった概念が都市建築に大きく影響して面白い
・Civにパズル要素を加えたようなゲーム性
・ゲーム自体はわかりやすく慣れてくると面白い
・良くも悪くもチュートリアルがしっかりある
・マウスだけの簡単な操作

微妙だった点

・操作性があまり良くない
・キャラの操作は8ターン分の予約行動ができるが、うまく作動せずに立ち止まることがある
・長いチュートリアルをクリアしないと本編ができない(チュートリアルだけで1時間以上かかった)
・文字が小さめでたまに読めにくいときがある
・設定がなく解像度などがいじれない、F12でスクショが撮れない
・日本語非対応

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