円形の廊下をひたすら進むコメディゲーム「Loop」の紹介レビュー

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Loopってこんなゲーム

2020年12月1日にUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の大学生Aidan Strongがリリースした一人称視点のコメディゲーム。

ゲームプレイ
舞台は世界のどこかにある円柱型の建物内。
真ん中には柱があり、その周りの狭い廊下を右回りに歩いても左回りに歩いても、同じところをぐるぐるとループする構造。

主人公は有酸素運動能力テストの被験者となり、このゴールの無い廊下を進むことになる。

そして、1ループするごとにナレーションの声が入る。プレイヤーに指示したり、ジョークを飛ばしたり、スタンリー・パラブルのようなメタを含んだ会話が本作のウリとなっている。

ループするうちに文字で「ナレーションの声に抗え」と他外部の人間からの指示も出てくる。

どっちに従うか、それとも別の方法を試すか、全てはプレイヤーが選択することになる。

 

総評
46/100

スタンリーに触発されたゲームだが、エンディングや分岐点が豊富に用意されているわけではなく左回りに進むか右周りに進むかぐらいの選択肢しかないため、10分ほどでやることが尽きる。その後は一時間のタイマーをただ待つか、124周して実績を解除するぐらい。良かった点としては、ちょっと前まで有料だったのがいつの間にか無料になったのは嬉しい限りで、スタンリーと似たような体験ができる本作を手軽に楽しめるようになった。無料なので試しにやってみるのはありかなと思う。

ゲームの操作

マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・ナレーションのリアクションが良く、こちらが行動した後に反応を見るのが面白い
・メタ作品にありがちなダークさの欠片もなく明るい世界観
・ほぼ移動だけなので操作が楽
・無料で遊べる

微妙だった点

・分岐点やエンディングが少なく、このジャンルとしては内容が薄い
・10分ほどでやれることが無くなる
・日本語非対応

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