深夜の病院でドクターから逃げる一人称視点ホラーゲーム「DarkHouse」の紹介レビュー

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DarkHouseのトレイラー動画

DarkHouseってこんなゲーム

概要

・ロシアのVD Gamesが開発、2021年12月2日にリリース。

ゲーム内容

あらすじ
主人公は祖母と暮らす少女ソフィア。夜間は精神科のクリニックで看護師として働き、生活費を稼いでいる。

その日の晩もいつものように出勤して病院に到着すると、ロビーで見知らぬドクターがナイフで他の医師や患者たちを襲っているところを目撃。ドクターから逃げながら病院内を探索して謎を解き明かし、地獄へ突き返すためのアイテムを集めることになる。

 

ゲームプレイ
深夜の病院でドクターから逃げる一人称視点ホラーゲーム。

バイオハザードのような戦闘はなく探索が中心。探索自体はよくあるもので、病院内を徹底的に調べ、カギを見つけたら閉まっている扉を開けてその部屋を調べるという流れ。

そうして探索していくうちにドクターが召喚された場所と思わしき「儀式の間」を見つけだし、儀式に使う7つのアイテムを集めるというのが目的となる。

本作で最も特徴的なのはドクターや蜘蛛といった追跡者がいるという点。

ドクターは病院内全体を徘徊していて、蜘蛛は特定の場所で突然襲いかかってくる。

蜘蛛なら回復アイテムのリンゴで回復すれば問題ないが、ドクターに攻撃されると非常にまずいことになるので、見つからないように進んでいく。

もし見つかった場合はDead by Daylightのようなチェイスが始まる。ドクターの足はこちらより遅く、視界も狭いためすぐ見失ってくれる。こちらから攻撃したり倒すことはできないので、見つかったときは走って逃げのびよう。

 

総評
40/100

ドクターから隠れながらの探索になるので、一般的な探索型ホラーより緊張感は高め。とはいえドクターの足の遅さとこちらにスタミナの制限がないため、初回のノーマルならかなり簡単にクリアできる。不満点としてはもうちょっとストーリーや説明が欲しかったところ。玄関は開いているのにソフィアが逃げずに病院に留まる理由とか、ソフィアがなぜ儀式のアイテムを知っているのかとか、今になって考えると不条理なことが多かった気がする。あと、致命的ではないものの細かいバグがいくつかあり、たまにゲームの進行が止まることがある。

ゲームの操作

マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・凶器を持ったドクターから隠れたり逃げたりする緊張感
・ゾッとするようなカットシーン
・グラフィックや音楽、輝度などかなり細かいところまで設定の変更が可能
・チェイスがしやすい病院のレベルデザイン
・価格が安い(200円)

微妙だった点

・ストーリーや設定に説明が足りない
・細かいバグによく遭遇する
・日本語非対応

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