疫病から王国を救うソウルライクアクション「Thymesia」の紹介レビュー

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Thymesiaのトレイラー動画

Thymesiaってこんなゲーム

概要

・台湾のOverBorder Studioが開発、2022年8月19日にリリース。

ゲーム内容

ゲームプレイ
「Dark Souls」や「SEKIRO」といったフロム・ソフトウェアの作品から多くのアイディアを取り入れたソウルライクアクション。

舞台は人を獰猛な怪物へと変えてしまう疫病が蔓延し、荒廃してしまったヘルメス王国。

医師であるコルヴスは疫病を治癒する薬の作り方を知っていたが、とある出来事で記憶を失くし、それを思い出すために自身の過去の地を訪れることになる。

ゲームの進め方は仁王のようにステージをクリアしていく形式。

プレイヤーは記憶を失くしたコルヴスとなり、自分でステージを選んで、立ち塞がる棄民(感染した市民)やモンスターと戦い、与えられたクエストをクリアしていく。

クリアした後は同じ舞台にサブクエストが出現するが、物語を進めるだけならサブクエストをやる必要はなくメインクエストだけを進めていくこともできる。

 

戦闘
コルヴスは右手に剣、左手には敵の攻撃を受け流すための短剣、他にも敵の体勢を崩す爪や敵の技を阻止する羽といった武器を持っている。

さらに敵のドロップしたアイテムからスキルを獲得・強化し、感染した敵からは能力を奪って一度だけ特殊攻撃ができるなど数多くの攻撃手段が用意されている。

逆に敵の攻撃に対してはガード(スキルで修得可)がないため、回避やパリィを中心に対処していくことになる。

戦闘の特徴として、すべての敵には白のHPゲージと緑の体勢ゲージが存在し、SEKIROなら体幹ゲージだけ削れば忍殺できるが、本作は2つのゲージ両方を削らないと倒せない仕様になっている。

敵のHPを削るには剣による通常攻撃とパリィが有効。通常攻撃でひるまない敵が多いので、ボス戦などでは特にパリィが重要になってくる。

注意点としては、敵のHPゲージはどんどん回復していく(緑の体勢ゲージが回復の最大値)ので、あまり受け身になりすぎたりスタミナが無限だからといって逃げて戦闘に時間をかけすぎたりすると逆に不利な戦況を作ってしまう。HPを削ったらできるだけ早く体勢ゲージも削ってしまおう。

敵の体勢ゲージは「爪」で攻撃すると削れる。

ただし、体勢ゲージは白のHPゲージ以下に削ることはできないのでHPゲージ→体勢ゲージの順番で削る必要がある。

通常攻撃と比べると爪攻撃のモーションは長く、キャンセルもできない。敵に攻撃されると何もできずに当たってしまう。回避やパリィすらもできないので爪攻撃するときにはタイミングに注意。

 

総評
70/100

SEKIROやブラットボーンのアイディアを取り入れつつ、独自のシステムがふんだんに盛り込まれており、スキルも豊富でスタイリッシュな戦闘が楽しめた。個人的にはほとんどの攻撃をパリィでき、パリィだけで敵を完封できるところがSEKIROを彷彿とさせて良かった。達成感のある戦闘に、わかりやすいストーリー、廃退的な世界観が魅力的で、全体的にゲームとしての完成度は非常に高いです。悪いところを挙げると、まず難易度のバランス。序盤のボスが一番強くてやりごたえがあり、敵の数も少ないから何度も同じ敵と戦うことになり後半になるに連れて難易度が低くなっていく。あとはボリューム不足。サブクエストもそこそこやって7時間でクリアしてしまい、SEKIROでいうところの過去編と天守閣で弦一郎と戦うあたりのボリュームしかなく、ちょっと拍子抜け。ゲーム自体はよく出来ているのでフロムのゲーム好きにはおすすめ。

ゲームの操作

ゲームコントローラー、マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・パリィを重視したスリリングな戦闘
・スキルやアクションが豊富
・ソウルシリーズと比べてストーリーがわかりやすい
・洋ゲーにありがちな無駄なメモやおしゃべりが少ない
・難しくてもレベルを上げて調節できる
・主人公の見た目に似合う退廃的な雰囲気
・日本語対応

微妙だった点

・敵の数が少なく後半は敵に驚くような場面がなくなってくる
・ボリューム不足(6~8時間で本編は終わる)
・一本道のレベルデザイン

COMMENT

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