世界中を冒険してデーモンを倒すミニメトロイドヴァニア「Darxanadon」のレビュー

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Darxanadonのトレイラー動画

Darxanadonってこんなゲーム

概要

・アメリカのScumheadが開発、2022年2月2日にリリース。

ゲーム内容

ゲームプレイ
世界中を冒険してデーモンを倒すミニメトロイドヴァニア。

舞台は人々が平和に暮らしていた大地。しかし、そのような時代は長くは続かず、暗闇から蘇ったデーモンたちの襲来によって一瞬にして地獄と化してしまう。悪魔たちは人間たちを襲っては食らいおぞましい怪物に変異させていた。

主人公は人類の危機を悟り、長い眠りから覚めた英雄。世界中を旅しながら、かつて悪魔を葬り去るために作られた3つの竜のアーティファクトを探し出すことになる。

キャラの成長要素はなく、探索して武器、鎧、盾を見つけて装備することによって強化していく。

武器は剣なら戦士に、弓ならアーチャーに、杖なら魔術師にといったように手に持つ武器によって戦闘スタイルが変化。杖は装備するだけじゃなく呪文を見つけないと魔法が唱えられないので要注意。

鎧は強力なものほど防御力が上がる他に毒を防ぐ特殊効果を持つ鎧もあり、エリアによって付け替えていく。盾は敵の投射攻撃を受けたときに向きが合っていれば完全ブロックしてくれる。

マップは複雑に入り組んでいるが、地図は無し。

最初の拠点から道が分岐していて、東に行けば城があり、西に行けば迷宮があり、拠点の下には井戸~沼地が広がっている。沼地だけは毒を防ぐアーマーが必要になるが、正規ルートみたいなものはなく基本的にはどこからでも攻略が可能。

序盤からほとんどのエリアに行くことができ、各エリアに向かって新たな装備を見つけたりアーティファクトを探す。隠し部屋などはないので壁に向かって攻撃する必要がなく、探索要素はシンプルなものになっている。

 

総評
40/100

2時間弱でクリア。
マップはそれほど広くなくエリアの細部まで調べて歩くような探索要素もなく行動範囲を広げるようなアビリティもないので、あまりメトロイドヴァニアっぽくないかもしれない。良かった点としてはボスの種類が多くてかっこいいボスもたくさん登場する。ボスの行動パターンは2、3種類に限られているため倒すのに苦労することは無いが、こちらの武器を変えて有効な攻撃方法を模索したりするのは楽しい。他にも最初からいろいろなエリアに行けて分岐ルートが多い割に無駄な行き止まりで足を止めることがほとんどないので、レベルデザインは優れていると感じた。ゲーム自体はこんな感じでまともだが、操作性はイマイチ。メニュー画面、装備画面をすぐに閉じることができなかったり、ハシゴの乗り降りにも苦労させられる。ゲームの重要じゃない部分が洗練されておらず、操作にもたついてしまうのがちょっと残念。

ゲームの操作

ゲームコントローラー、マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・レトロなファミコン風のアクション
・ボスの種類が多い
・装備するものによって戦闘スタイルや行けるエリアが変わる
・最初からいろいろなエリアを自由に攻略できるレベルデザイン
・難易度は控えめ
・コントローラーにも対応(十字キー操作)

微妙だった点

・各画面のUI、操作性がいまいち
・はしごの乗り降りで躓くことがある
・敵の行動パターンが少ない
・日本語非対応

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