百年戦争の中で鍛冶屋を経営するシミュレーションゲーム「Anvil Saga」のレビュー

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Anvil Sagaのトレイラー動画

Anvil Sagaってこんなゲーム

概要

・ロシアのPirozhok Studioが開発、2022年6月22日にリリース。

ゲーム内容

ゲームプレイ
イギリスとフランスが王位継承や領土権をめぐって争われた百年戦争(1337年~1453年)の中で鍛冶屋を経営するシミュレーションゲーム。

現在はストーリーモードとサンドボックスモードがあり、ストーリーモードでは、フランスからイギリスに引っ越して長年に渡り鍛冶屋を営んできた両親の作業場を受け継ぎ、まわりの勢力と良い関係を築きながら夢の鍛冶屋を作っていくことになる。

ゲームの流れはシンプル。

看板を表にすると客がどんどんやって来て「この装備作って」とオーダーを入れてくるので指定されたものを作っていくだけ。プレイヤーは主人公のアーサーか労働者をクリック選択したあとに採掘所や溶鉱炉などに右クリックして作業を割り当てていく。

最初に採掘所で鉱石を採掘して、溶鉱炉で鉱石を精錬、最後に作業台で装備品を作成すれば客との取引が完了。

鍛冶屋は最低限のものしかなく最初は採掘所も無いが、家の地下を拡張して新しい部屋を作ることができ、それぞれの部屋をカスタマイズして効率を重視した鍛冶屋にしたり、装飾品をおしゃれなものにして名声が高い鍛冶屋を目指したりできる。

イギリス軍の兵士、フランス軍の兵士、山賊、貴族、ヴァンパイア、魔女、鍛冶屋のライバルのジャン、アーサーが恋い焦がれる商人の娘オリビアなどなど、一般の客以外のキャラが鍛冶屋に訪れるとイベントが発生する。

このときそのキャラに協力するか、頼まれた物を希望通りに作るかどうか、などいくつか選択肢が現れ、選んだものによって報酬がもらえたりその相手との好感度が上がったりする。しかし、イギリスに協力すると戦争に加担していると見なされフランスの好感度が下がる、山賊に協力すると治安が低下してイギリスとフランス両方からの好感度は下がる、といったように反対勢力の好感度は下がる。

これが鍛冶屋のその後の運命を変え、プレイヤーがどのような決断を下すか、どの勢力の好感度を上げるかによってストーリーが変化していく。

 

総評
45/100

コンセプトは面白いが、装備品を作る部分はあっさりしていてオーダー以外の物を作ったり作り置きしたりといったことはできず、他の鍛冶屋経営ゲームと比べて自由度があまり無いのが残念。経営面では労働者を管理する方の比重が大きくて一人一人の空腹や睡眠に気を配る必要があり、操作するのがやや面倒。一応労働者は空腹になると自分で料理を作りにいってくれたりするが、途中で急に止まって棒立ちになったりして自動AIがあまり機能していない。ロードするとイベントがいつの間にか無くなったり労働者がめちゃくちゃな行動するなどバグもあり、現状ではおすすめできない。

ゲームの操作

マウスで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・百年戦争を背景にさまざまな思惑を持ったキャラクターたちとの出会い、ストーリーが面白い
・プレイヤーの決断によってストーリーが分岐する
・マウスのみの操作(操作性は良くない)
・サンドボックスモードあり

微妙だった点

・自由度があまり無い
・ストーリーモードは20日までですぐ終わる(4時間程度)
・労働者のAIがうまく機能していない
・日本語非対応

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