アパートで隣の事故物件を調査するホラーノベル「Neighbor」のレビュー

65

Neighborってこんなゲーム

概要

・日本のOTUSUN LANDが開発、2018年9月29日のリリース。

ゲーム内容

ゲームプレイ
隣の家が何かおかしい…そんな事故物件をテーマにしたホラーノベル。

背景画面とテキストが全面に映し出されるシステムは「かまいたちの夜」や「弟切草」といった往年の名作ノベルを彷彿とさせるスタイル。人物はシルエットではなくしっかりと絵が付き、フルボイスでさらに臨場感を出している。

主人公はフリーデザイナーの悠木佳枝(ゆうきかえ)。

築十年にも満たない4階建てアパート「シャトレ・ロマーヌ」の201号室に越してきた彼女は、律儀にも手土産を持ってご近所の挨拶に回る。

まずはお隣からと202号室にやってくる。

しかし、インターフォンを押しても誰も出てこない。留守かなと思い去ろうとした瞬間、「ガチャガチャガチャガチャ」とものすごい勢いでドアノブが何度も回りだす。

怖くなった佳枝はその場を離れるが、その途中で後ろを振り返ると、202号室のドアの隙間から青白い手が伸びているところを目にする。

佳枝はアパートの大家の部屋に行き、202号室の前で起きた出来事を話す。

話を聞いた大家は明らかな動揺を見せるが、何も知らないの一点張り。佳枝は隣の202号室と大家に対して募る不信感をよそに挨拶回りを続けることに。

続いてやってきたのは301号室。

理系大学院生の青年、大伍が出迎える。とあることをきっかけに大伍もまた202号室についてはさまざまな思いを巡らせていた。

この日は挨拶だけにとどまるが、その翌日から佳枝と大伍は協力して202号室の謎を追うことになる。

 

総評
65/100

分岐や選択肢なしのホラーノベル。3時間でクリア。
どこかで見たような物語で目新しさはなく、想像を越えるような大どんでん返しはないけれど、序盤から最後まで話がうまくまとまっていて目を離すことができない3時間だった。ゲーム内では一週間近くアパートで過ごすことになり、毎晩なにかしら奇妙なことが起こるので、今夜は何が起きるんだろうとゾクゾクさせられるし、昼間の202号室にまつわる出来事を追う場面も楽しい。ストーリー的にはホラーゲームより「リング」や「黒い家」といったホラー映画の影響を受けているように思えたので、かまいたちの夜などのホラーノベル好き以外に和風ホラー映画好きにもオススメしたい。

ゲームの操作

マウスで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・SFC時代のホラーノベルファンに向けた作品(かまいたちの夜、弟切草、学校であった怖い話など)
・効果音が秀逸(時計のチクチク音、風呂場の水の音など環境音を聞いてるだけでも怖い)
・余韻が残るうまくまとまったストーリー
・フルボイス、声優の演技がうまい

微妙だった点

・選択肢や分岐はなく一本道でボリュームはあまり無い
・ログを確認するとゲームが落ちることがある、クリアするまでに3回落ちた
・セーブファイルの日付の色がとても薄く、ロードが不便

COMMENT

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