軍を指揮して戦場で戦う対人戦略アクションゲーム「コンカラーズ・ブレード」の評価とレビュー

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コンカラーズ・ブレードのトレイラー動画

コンカラーズ・ブレードってこんなゲーム

武将の武器とスキル

このゲームではプレイヤーは一人の武将として参加します。

武将キャラの武器は刀盾、ソード&シールド、ツインブレイド、ポールアックス、偃月刀、スピア、野太刀、ロングボウ、ショートボウ、マスケット、戦鎚の10種類の中から選択。武器によって特徴や戦い方が全く変わるので、チュートリアルで自分の好きな戦い方ができる武器を選ぶと良いと思います。私の場合は防具代がケチれそうなマスケットを選択しました。マスケットの場合は味方の兵団を盾にして、後ろや横からチマチマ銃を撃ったり、爆弾やマキビシを撒く戦い方になるので、相手兵団への嫌がらせが得意な武器になります。近距離戦は苦手なので、姿を消して間合いを詰めてくるツインブレードが天敵。逆に裏取りしたい人はツインブレードなんかは向いてるかもしれません。

スキルは4つまでセットすることができます。戦場で敵プレイヤーをキルしたりアシストすることでスキルポイントがもらえ、そのポイントでマスタリーからスキルを覚えることができます。

兵団

武将は兵団を引き連れて戦うことができます。1兵団だいたい30人前後の兵士がいて、彼らにさまざまざな命令を出して戦わせることができます。

兵団の動かし方はXキーで待機、Cで追従、Vで攻撃になります。基本的にはこの3つ覚えればなんとかなります。あとはXキー長押しで陣形を変えることができ、場所やスキルを使うタイミングに合わせて陣形を変えることも重要になってきます。

兵団は普通に戦わせるだけじゃなく、襲撃や回復や馬止めといったスキルを使うことができ、キーボードの1、2のキーで発動させることができます。兵団によって使えるスキルが違うので、自分の兵団はどんなスキルが使えるか、どんな状況で使うのが効果的かなど使いながら覚えていくといいかもしれません。

新たな兵団は戦功を消費するかシーズンの報酬として入手することができます。

攻城戦

コンカラーズブレードには時間限定クエスト、領土戦、ランク戦などさまざまなモードが用意されています。その中でいつ見ても盛り上がっているのがPVPの攻城戦。今回は攻城戦がどんなものなのか簡単に紹介します。

攻城戦ではプレイヤーは攻撃側と防御側に分かれて15人VS15人で戦います。まずは攻撃側のゲームの流れから。攻撃側は城への進入ルートを確保しなければなりません。そのため、攻城櫓や城門破壊兵器といった攻城兵器を兵団に命令を出して動かします。

はしごをかけて強引に城に進入することもできます。一番リスクは高いですが、裏を取りやすかったりメリットもあります。

そして、城の中に入って敵を倒しながらAやBといった拠点ポイントを抑え、最終的に本陣を抑えることができれば攻撃側の勝利となります。

また、攻撃側の各プレイヤーは一度だけメテオ(投石機)を利用することができます。使い方は簡単で撃って欲しい場所を指定するだけ。壊せる壁や集まってる敵兵団を蹴散らすときに使えます。

逆に防御側は攻撃側が城を進入しないように立ち回ります。大砲を撃って櫓を壊したりするわけです。

味方のプレイヤーに何か知らせたいときは、マップにピンを刺すことで伝えることができます。敵が裏から来るぞ!とか劣勢だからここに支援が欲しい!とかここで皆集まって戦おうぜ!といったことを皆に伝えて連携したいときにすごく便利です。

進入を許してしまったらAやBといった拠点を守り、時間までに本陣を守り切れば防御側の勝利となります。

戦闘が終わると戦功や銀貨といった報酬がもらえます。成績が良いと報酬も良くなる可能性が上がります。

ゲームの操作

マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

大人数で熱く戦えるPVP

他プレイヤーとの共闘感が強く、たった1秒の差で勝敗が決まる戦いもあり、白熱した攻城戦が楽しめます。

歴史好きなら嬉しくなるロマンゲー

世界中の軍が一つの戦場に集まって戦わせることができるロマンゲーです。舞台は明がメインですが、中国兵だけでなく、世界中からその時代に活躍した軍が集まって戦うというもの。そこにはナポレオンの騎馬隊が駆け回り、マルタ兵が亀のように固まって拠点を守り、ブリテンの長弓が100m先から矢の雨を降らす。そんな荒々しい戦場に、初心者の私は頭にお鍋を被っただけの朝鮮兵を突っ込ませ、共に勇猛果敢に戦う。という感じで異色の戦闘の連続で、いろんな国の兵団を見ているだけでもなかなか面白いです。一つの戦場に中国語や韓国語や英語などさまざまな言語が飛び交ってるのもまた面白い。

気軽にマルチ対戦ができる

フレンドと一緒にやっても楽しくできるし、ソロでも気軽にマルチ対戦ができるゲームです。

チーターがほぼいない

PVPがメインのゲームでは珍しく100時間やってもチーターを見かけたことが無いです。移動速度を上げるような地味なチーターはちらほらいるみたいですが、他のゲームみたいに鯖ごと落としたりするめちゃくちゃなチーターはいないと思います。カジュアルな攻城戦ばかりやっているので、ランク戦や領土戦の方にはいるかもしれませんが。

無料でプレイできる

無課金でもそこそこ遊べます。が、だんだんと兵団を維持するのも厳しくなってきます。おそらく少し課金したぐらいではいきなり強くなれるゲームでもないので、本気で先行者に追いつきたい場合はそれなりの課金と時間が必要になってくると思います。

日本語に対応している

日本語対応。ただし、パッと見てよくわからない単語が多い。そこは日本人プレイヤーでもイメージしやすいものに変えてもよかったのではと感じる。あとは漢字のフォントが中国語フォントで読みづらい部分がある。

初心者に厳しいゲーム

序盤は楽しいですが、次第に壁を感じます。兵団の開放までの道のりと兵団をまともな戦力にするまでの育成にとにかくめちゃくちゃ時間がかかるゲームで、しばらくやっていると兵団は育たたなくなるし、新しい兵団も取れないまま上位の人達とマッチングするようになり、☆4兵団だらけの戦場が当たり前になってくると初心者では立ち行かなくなってきます。知れば知るほど、そしてやればやるほど先行者との埋まらない差に絶望してしまう感じです。
ただでさえ知識や経験の差がもろに出るこのゲームで、育成時間の違いや軍魂などによってさらにその差が開いてるので、今から始める人や公平な条件でPVPがやりたい人にはおすすめできません。

わかりづらいシステム

戦闘以外はごちゃごちゃしていてわかりづらいゲームです。理由の一つとしてまず情報量が多すぎること。何を見るべきなのかどうしたらいいのか最初のうちはかなり戸惑います。二つ目はいろんな面白要素が取り入られている反面、余計なシステムも盛りだくさんなところ。例としては装備品の修理、それも修理する度に最大耐久度が減るというプレイヤーに嫌がらせかと疑いたくなるようなシステム。戦闘に集中したい自分にとって無駄だったり余計なものが多く感じました。

コンカラーズ・ブレードをプレイした感想まとめ

無課金で100時間プレイ、このゲームの肝である領土戦やランクマッチにほとんど手を付けてないので、まだ10%も遊び尽くせてないと思いますが・・・一応ここまでの感想。対戦自体はめちゃくちゃ楽しいゲームです。無双シリーズとMOBAが融合したような、他にはない熱い対戦ができます。不満点は対戦以外をもう少しスッキリさせてくれたら遊びやすいのになぁという感じです。あとは初心者にはかなりきつい印象でした。正直課金しても厳しいと思います。☆4兵団が出てくる辺りがはっきりとした辞め時で、気軽に序盤で辞めれて、大人数でのPVPがやりたい人にはオススメします。

コンカラーズ・ブレードのストアページ

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