ゾンビの街をパルクールで駆け回る一人称視点のオープンワールドゲーム「Dying Light」のレビュー

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Dying Lightのトレイラー動画

Dying Lightってこんなゲーム

概要

・ゾンビの街を駆け回る一人称視点のオープンワールドゲーム。
・ポーランドに拠点を置くTechlandが開発、2015年1月26日にリリース。

あらすじ

2か月前、人を襲う未知の病原体がハラン市で発生し、政府はすぐに市を封鎖。しばらくは救援物資などで生存者の支援を続けていたが、防衛省はハラン市を爆破して「ハランウイルス」を根絶する計画を発表する。

これを受けてGRE(世界救済活動会)は主人公のカイル・クレインに極秘指令を出し、クレインは限られた時間までにとある書類を回収するためゾンビが蔓延るハラン市に潜入した。

移動はパルクール


舞台となるハラン市は世界的なスポーツイベントが近づき再開発中のスラム街。

クレインは超人的な身体能力で密集した住宅街を駆け抜け、ちょっとした壁をよじ登ったり、建物と建物の間をパルクールで移動することができます。中盤あたりからはフックショットを使ってダイナミックな移動も可能に。建物の外は無数のゾンビたちが徘徊しているので、建物内を移動する機会が多く、タワーやビルの屋上に登っても最後にゴミ袋の上に落下すればノーダメージ。

逃げと近接攻撃がメインの戦闘


この世界のゾンビはとても固くかなりタフです。

その上、銃を撃つとその音でさらにゾンビたちが集まってキリがないので自然と近接武器での戦闘が多くなります。正直ゾンビたちと戦ってもメリットがほとんどなく、武器にも耐久力があるので不必要な戦闘は避けて逃げるのも手。

クラフト


武器は至るところに落ちていますが、拾える武器は基本弱いのでクラフトを活用して持っている武器を強化したり強い武器を作ります。

成長システム



Dying Lightでは敵を倒してもレベルは上がりません。

主人公の行動によってスキルランクが上がります。例えばクエストをクリアするとサバイバーランク、壁を登るとスピードランク、敵を蹴るとパワーランクが上がっていくといった感じです。ランクが上がるとそれぞれの項目のスキルツリーから新たなアビリティを獲得することができます。

ゲームの操作

ゲームコントローラー、マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・パルクールアクションで高所の移動が楽しい
・広大で細かいところまで作り込まれているオープンワールド
・夜が怖すぎてホラーゲームとしても楽しめる
・100時間以上遊べるボリューム
・4人まで協力プレイが可能
・日本語対応

微妙だった点

・攻撃は近接主体なのでガンシューティングを期待するとイマイチかも
・モーションブラーを切っても画面揺れが激しい

Dying Lightをプレイした感想まとめ

キャンペーンモードだけをDLC合わせて132時間ちょっと遊んでみたインプレッション。

縦横無尽に街を駆け回り、屋根から屋根に飛び移ったりとパルクールでの移動が爽快なゲームです。昼はゾンビの動きが鈍く、調子に乗って夜まで暴れまわっているととんでもなく恐ろしい目に遭うところも面白いです。移動の爽快感と昼と夜の緊張と緩和のメリハリがすごい。ゾンビ世界のオープンワールドゲームが好きな人にはおすすめします。

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