Chasing Staticのトレイラー動画
Chasing Staticてこんなゲーム
概要
・ウェールズの裏世界を探索するホラーゲーム。
・イギリスに拠点を置くHeadware Gamesが開発、2021年10月15日にリリース。
ゲーム内容
「Chasing Static」は一人称視点のサイコロジカルホラーゲームです。しばらく会っていなかった父親の葬儀に出席したクリスは、帰宅途中に嵐で道に迷い、ウェールズの道端にあるカフェに避難。ここで彼は超自然現象に襲われ、いつもとは違った世界で目を覚まします。
その後はラジオから流れる協力者の声に導かれ、街の周辺にあるデバイスを直し、ウェールズの町で起きている奇妙な出来事の真相を明らかにしていくことになります。
▼目を覚ましたあとの世界では周囲に防護服を着た遺体、ハム音を発するデバイスなどがいたるところにあり、とにかく不気味。
ゲームの目的はおかしくなってしまった世界を元に戻すこと。
そのために村、果樹園、カフェの3つのポイントに行き、街を保護しているというデバイスを探します。主人公は周波数変位監視装置を持ち、近場の周波数を確認しながら探索。
この装置は普通ではありえない特別な周波数を捉える、という機能を備えていて、その場所で亡くなった人や苦しむ人の残留思念のようなものまで見れるようになり、これによってここで起きた出来事について知ることができます。
デバイスの直し方は、まず電源が落ちた原因を突き止めて電気の復旧。
そして探索で手に入るカセットテープをデバイスに入れれば直ります。これらのデバイスはある研究所に繋がっていて、最後にその研究所を調べればエンディングとなります。
エンディングは3つあり、最後の選択肢で分岐するので回収が簡単です。
ゲームの操作
ゲームコントローラー・マウスキーボードで操作します。ショートカットキーを頻繁に使用するのでマウスキーボードの方が操作しやすいです。
良かった点・微妙だった点
良かった点
・サイレントヒルやエコーナイトなどPS1の名作ホラーゲームを彷彿とさせるレトロなビジュアル
・ストーリー主体で想像を掻き立てられる物語
・ジャンプスケアは少なく、雰囲気が怖い
・2~3時間でクリアできる一口サイズのボリューム
・日本語対応
微妙だった点
・戦闘や追いかけられるような要素はなく、ホラーゲームとしての刺激はあまり無い
・何かを調べる度に持っている道具がしまわてしまうのが面倒
・ゲームプレイのほとんどが移動のため少し退屈
・文字にグラデーションがかけられていて見づらい
Chasing Staticをプレイした感想まとめ
3時間でクリア。
中盤までのアドベンチャーパートは移動が多くて物語が一向に進まず退屈なんですが、終盤は怒涛の展開で面白かったです。主人公の人生と一見関係のない世界が徐々にリンクし、最後には深い繋がりを感じとることができ、短いながらも壮大なストーリーがうまく収まっている印象です。ホラーゲームとしては全然怖くないので、ホラー性に期待するとがっかりするかもしれません。ミステリー好きな人におすすめします。