Lakeのトレイラー動画
Lakeってこんなゲーム
概要
・アメリカの田舎で2週間、郵便配達員として働くゲーム。
・Twitterでも話題になった作品。
・オランダに拠点を置くGamiousが開発。ゲーム内の日時(9月1日)と同じ日にリリース。
ゲーム内容
「LAKE」は湖畔の町で郵便配達員として日常を送るアドベンチャーゲームです。
舞台となるのは1986年のアメリカ合衆国オレゴン州にあるプロビデンスオークス。大都市でシステムエンジニアとして働くメレディス・ワイスは22年ぶりに故郷に戻り、2週間フロリダに旅行する両親の代わりに臨時の郵便配達員として過ごすことになります。
ゲームの流れとしては毎朝7時に郵便局に行き、郵便トラックを運転してプロビデンスオークスで暮らす人々に配達物を届ける。
すべての郵便物を届けたらその日の一日が終わり、これを2週間繰り返します(日曜日は休日)。届け先は毎日リストアップされ、マップでピン留めされている場所を確認しながら目的の家に向かいます。
一部の場所(レストランやキャンプ場など)は自動運転やファストトラベルができ、これを中継点にして周りの家に配達すると楽。
目的地に着いたら手紙などはそのままポストに投函、小包類ならトラックから降ろす必要があります。
このとき、左下に自分の場所が表示されているので、そこから同じ宛先の住所の荷物を探してトラックから降ろします。
小包類は手渡し(住民がいない場合は玄関先に置く)するので、ここで新たな出会いがあったり、22年ぶりに会う古い友人らとの会話が展開されます。
一部の会話はプレイヤーが選択することで内容が変化し、初めて会う人だとあまり荷物のことに詮索しすぎると嫌われたりもしますが、毎日配達で会うので次第に仲良くなっていき、親しくなるとその人の秘密が明かされたり、相談事を持ちかけられたり、時にはロマンス展開に発展していく。
仕事終わりの夕方や休日の日曜日は自由時間になっていて、本やテレビを見て過ごすこともできますが、住民たちと仲良くなればここでイベントがあることも。
本作はマルチエンディング制となっているので、最終日の前日ぐらいにセーブしておくと良いかもしれません。
Twitterで話題になったゲーム
郵便配達員をしながら日常を自由に暮らすアドベンチャーゲーム『Lake』が発売開始https://t.co/VFyteaxRBl
「間違った答え」や「正しいエンディング」はなく、大事なのは「プレイヤーが何をしたいのか」。アメリカの湖畔の町で自分だけの物語を体験できる『Lake』が発売。日本語にも対応 pic.twitter.com/BZwLGwvPQY
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) September 2, 2021
個人的にはよくあるタイプのアドベンチャーゲームかなと思っていたんですが、意外にも大きな話題になっていました。
ゲームの操作
マウスキーボード・ゲームコントローラーで操作します。
良かった点・微妙だった点
良かった点
・時間にとらわれない、まったりスローライフできるアドベンチャーゲーム
・美しい湖と森に囲われた大自然の風景(運転中に鹿や狐に出会えることも)
・複数人の相手と恋愛要素もあり
・ファストトラベルと自動運転機能が便利
・日本語対応
微妙だった点
・NPCの挙動がおかしい(町を散歩しているNPCが突然消える、車が渋滞を起こすなど)
・トラックへの乗り込み、荷物の取り出しの反応が悪い(荷物を取り出しても手に持っていなかったりする)
・重要なNPC以外の家が全部留守なのが不自然
・全体的にみんなの表情が固い
Lakeをプレイした感想まとめ
4時間ちょっとでクリア。
思っていたよりも会話がメインのゲームで、ビジュアルノベルに近い感じで遊べます。昔のアメリカの映画や野球の話題が多いので、アメリカ人の特定の世代には刺さりそうなゲーム。郵便配達シミュレーターとしては5日目ぐらいから同じ家に配達するのが面倒になってくるんですが、自動運転がカバーしてくれて飽きやすいプレイヤーにも親切な仕様になっているのが良かったです。ミステリー系では無いので最後まで大きな出来事は起こりません。それが人によっては退屈に感じるかも。まったりできるアドベンチャーゲームが好きな人にはおすすめします。