「A Short Hike」レビュー 自然豊かな島でひと夏を過ごす登山ゲーム

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「A Short Hike」をプレイしてみた感想・レビュー

おすすめ度

自然豊かな島でひと夏を過ごすゲーム

心暖まるハートフルなシナリオ、飛行アクションの気持ちよさ、島の動物たちとのイベントにはかわいさがあって心が満たされるゲームでした。

どんなゲーム?

島の動物たちと交流し、のんびりと山の頂上に向けてハイキングするアドベンチャーゲーム

ボリュームは2時間ほどでクリアできてしてしまう短さですが、壁を登ったり空を飛んだりの自由度の高い登山体験や動物たちのかわいさが魅力のゲームになっています。

主人公はペンギン(?)のクレア。なつやすみの間、叔母が住むのどかな島で過ごすことに。

しかしそこで、メイおばさんから「この辺は携帯の電波が入らない」と都会育ちのクレアにとって衝撃の事実が告げられます。とある理由からどうしても母親と話したくなったクレアは電波を求めて、島でもっとも高いホークピークの山頂を目指すことになります。

舞台は小さな島のオープンワールドになっていて、頂上までのハイキング以外にも寄り道要素が散りばめられています。釣り、レース、貝殻探しなど何をするのも自由

住民たちは穏やかな動物で戦闘はありません。ほっこりするような優しい世界観です。

そしてなにより良かったのはフライト(飛行)の気持ちよさ。序盤のクレアは飛べないですが「黄金の羽根」を手に入れることで空を飛び回れるようになります

これがもうめちゃくちゃ気持ちいい。鳥としての能力が解放された感じで、上から島を見下ろしながらの滑空がとても爽快。無理そうかなと思う場所でもクライミングでちょっとしたミスがカバーできるのもストレスにならなくて良い点だと思いました。

感想

たった2時間で終わるのにエンディング後はこの上ない充足感に満たされたゲームでした。

短い時間の中に、クレアの成長と、他の動物たちとの触れ合いと、心温まる物語が詰まっていて、ただただ優しさのシャワーを浴びているようで癒やされます。

最近ちょっと疲れてるなって時におすすめしたい良作です。

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