「Fear the Spotlight」レビュー 90年代風のレトロなサバイバルホラー

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「Fear the Spotlight」をプレイしてみた感想・レビュー

おすすめ度

90年代風のレトロなサバイバルホラー

謎解きとストーリーが好印象。バイオやサイレントヒルが好きな人には刺さるはず。たった2人の制作で小粒ながらも丁寧に作られた良作です。

あらすじ

メガネをかけている大人しい性格のヴィヴィアン。
そして、彼女を引っ張る姉貴分のエミリー。

仲良しの2人は高校で降霊術を試みるも失敗に終わり、学校は廃墟へと変貌してしまう。

一章はヴィヴィアン、二章はエミリーと主人公が切り替わり、それぞれの視点で、隠された学校の暗い過去を暴いていくことになる。

ゲームプレイ

プレイ感はバイオに近いかな?と思う。

懐中電灯を手に探索し、異形に会えば隠れて、バランスよく配置された謎を解いていく。

全体的にバイオテイストだけど違うのは武器がないところ。なので敵に遭遇したら隠れるしかなく、机の下やロッカーの後ろなどでやりすごす。ステルス感がとても強い。

怖さ

わかりやすいジャンプスケアは少なく、ホラゲーにしては怖さは控えめ。三人称視点というのもあって敵から隠れるのもそこまで怖くない。

個人的には所々で読むメモが一番ゾッとしたポイントで、そこにはドロドロとした人間関係の醜い部分が日記の中で書かれていて、やっぱり人間が一番怖いとなった。

雑感

5時間でクリア。

あれ?話繋がってる?と思う部分はあったけれど、そこは想像でカバーできたので残念に感じるほどでもなく、値段を考えれば十分に満足できた作品。

海外ドラマにありそうな展開でこういうバイオライクも良いなと思った。
ローカライズは非常に良質で特に問題なし。

謎解きもステルスも難易度が高くないので、そういうのが苦手な人にもおすすめしたい。

COMMENT

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