2019年にリリースされたゲーム「Grimm’s Hollow」をクリアしたので感動・レビュー
おすすめ度
「死」をテーマにした心に残るRPG。
クリアは2時間もかからずだけど、切ない物語で胸が締めつけられる濃密な作品でした。

どんなゲーム?
主人公のラベンダーが目覚めたのは、死神たちが集まる奇妙な町「グリムズホロウ」。行方不明の弟ティミーを見つけるためラベンダーは死者の世界をさまようことになる。
戦闘は昔ながらのコマンド制に加えて攻撃と回避のアクション性あり。戦闘後はSEという経験値によりステータスやスキルを強化することができる。しかしそもそもの戦闘要素が薄く、クリアまでのバトル回数は10回ちょっとくらい。ダンジョンの探索や町でNPCとの交流はあるが、がっつりとしたRPGではなく、主に会話によりゲームが進行していく。

雑感
ゲームの雰囲気は常に不穏さがつきまとって、出てくる選択肢もエグい。やっていくうちに気分が晴れるような展開はなく精神的に結構きついゲームだった。
絵本のような可愛いグラフィックに釣られて、ほのぼのとした内容を期待すると「う~ん」ってなるかも。ダークだけど人間味を感じるところや、死とか家族愛について考えさせられるところがあって、心にグサッと刺さるけど個人的には好きだった。
無料でちょっとした鬱ゲー?を試してみたい人にはおすすめ。
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