「明末:ウツロノハネ」レビュー 正統派の美女が主人公の中華ソウルライクアクション

7

おすすめ度 (7/10)

中華ソウルライクアクション

古代中国にダークファンタジーを加えた世界観と緊張感のある戦闘が魅力のゲーム。

評価が「賛否両論」だったので期待はあまりしてなかったけど、かなり楽しめました。
難しいというより理不尽だなぁと思うところが多々あり、
万人向けとは言い難いけど…素材は決して悪くないゲームだと思います。

良かった点

主人公が魅力的

主人公の「無常」が、美しい、かわいい、カッコいいの三拍子揃った正統派の美女

回避で戦闘が有利になるアクション

戦闘で一番の特徴が「須羽」システム。これは敵の攻撃をジャストで回避すると須羽というリソースが貯まり、強力な技や法術が使えるというもの。つまり、回避=チャンス。ボスの攻撃は何度もやっていると避けれるようになるので、うまくなっていく感触を味わえる。

気軽に色々なビルドを試せる

このゲームは自分のスタイルで戦うというより、ボスのタイプによってビルドを変えていくのが正解だと思うので、いつでも無料でスキルリセットができるのはありがたい。

自分の場合、あまり詰めてこない敵なら法術(片手刀)、武器を持っている敵は長刀でパリィ、背後が取れそうな敵ならこれも刹那が狙える長刀、それでもきつい敵なら攻撃を無効化&回復が強い斧で使い分けるという感じで乗り切った。二周目は槍と双剣も試してみたい。

ボリューム

ゲーパスなので正確なプレイ時間はわからないが、おそらく40時間ほど。

気になった点

NPCがすぐ消える・・・

出会ったNPCはしばらくするとその場所から離れてしまうのでサブイベントの管理が難しい。もっとこまめに会話しに戻れば良かったと、クリア後に色々とやり残した気分になる。

悪意に満ちた敵の配置

見えない位置からの敵の攻撃 → 落下死という理不尽な死にポイントがいくつかあってそこは本当に萎える。敵の配置が嫌らしく、そういったポイントは初見ではまず避けられない。

中国語の名称がそのまま使われている

日本語の吹き替えはすごく良い感じだが、肝心のスキル、装備、ボスなどの名称が中国語で読めないものが多い。表記が独特で、解消がパリィというのもわかりにくかった。

感想

難しいけどちゃんとやりごたえも感じるソウルライク。

最近「起き上がりの無敵追加」や「トラップのダメージ」などの修正が入ったので、ボスや道中のストレスは少ない。アプデ後にプレイして本当に良かった。アプデ前だったら多分、楽しさよりイライラが上回っていたと思う。

高難易度アクションが好きなおすすめ。

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