「サブノーティカ」レビュー 海に覆われた惑星が舞台のサバイバルゲーム

10

おすすめ度 (10/10)

海に覆われた惑星が舞台のサバイバル

『2』が発売されるということで、復習がてらにやってみたけどやっぱり面白い。

未知なる惑星への好奇心、海に対しての恐怖心、近未来的な乗り物のロマン…
など、やればやるほどプレイヤーの心を揺さぶってくるゲーム。

とんでもない秘密に満ちた惑星が舞台となっており、ストーリー○、探索も○。
SFサバイバルゲームとして文句なく完成度が高いゲームだと思う。

どんなゲーム?

見渡す限り、海、海、海。
ゲームプレイのほとんどを水中で過ごすという珍しいタイプのサバイバルゲーム

海には美しい珊瑚礁だけでなく、深海の洞窟、溶岩地帯、などさまざまなバイオームがあり、資源を集めることで装備や海底基地を作成することができる

過酷な環境を生きるためには、食料・水・酸素の3つのステータスを維持するのも大切で、広大な海を潜りながらサバイバルと探索を繰り広げていく。

個人的に好きなのはサブノーティカの乗り物。

特に小型の潜水艦シーモスは序盤から作成可能で、探索の自由度を大きく広げてくれる。丸っこくて狭くてどこか頼りないけど、長く活躍してくれて終盤はもはや相棒に感じる存在。

物語としても良くできていて、ただのサバイバルゲームで終わらないのが良かった。

最初は惑星に不時着した人々の音声ログを拾って、次の目的地に誘導される形だけど、徐々に壮大な物語に巻き込まれて、話の奥深さと世界観の完成度に驚かされる。

深海はホラーゲーム以上の怖さ。

トレイラーだけ見ると海の美しさが強調されていて「綺麗な海で過ごせるゲーム」と思うかもしれないけど、実際にプレイするとどちらかというと怖かった印象のほうが強い

深海に行くほど、視界が暗くなり、何に襲われるかわからない恐怖がある。不安感と緊張感のある探索になるので海洋恐怖症の人だと難しいゲームかもしれない。

個人的にはそういう怖さも良い刺激になってとても楽しめた。
水中世界が好きなら絶対にプレイすべき一本だと思うのでおすすめ。

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