「ルマ島」レビュー 自然豊かな島で自由に過ごすスローライフゲーム

6

おすすめ度 (6/10)

『ルマ島』は、オランダのFeel Free Gamesが開発した島探索スローライフゲーム

感想としては、素材あつめとお金稼ぎがメインの作業ゲーだけど、あらゆる面倒な部分が削られていてプレイ面はとても快適。農業、冒険、採掘、釣りなどやれることが多彩で、自由度はかなりのもの。時間を忘れて遊んでしまうゲームだった。

スローライフ系のジャンルに珍しい「職業」の概念。鍛冶職人や料理人など職によって作れる物が変わり、プレイヤーのやりたいことに合わせてゲームを進められる。

最初はひとつの職しか選べないが、あとで他の職を持てるようにもなるおかげでぼっちプレイヤーも安心。ソロでも複数の役割を楽しめる。

各地にあるダンジョンを攻略すると「ルマの卵」を入手。それぞれ個性的な見た目をしているのでこのルマを育てるのが一つの楽しみ。

ペットとして拠点に待機させたり連れて歩くこともできる。歩く姿がとてもかわいらしい。

カバンの容量が無限なところが快適だなーと思ったポイント。

素材狩りでアイテム枠に悩まされることなし。睡眠や食事を取る必要もないのでゲームからの縛りをほとんど感じない。好きなだけ作業に集中させてくれる。

残念だったのは、全体的にあっさり仕様な点。

職を極めていろいろ作れるようになっても「納品」か「売却」することしかできず、モノづくりのやりがいが薄い。作った装備品は自分でも装備できたらいいのに、と思った。

また、ルンファクなどと比べると恋愛要素がないところやストーリーと戦闘は物足りなさを感じるかも。根幹となるゲーム性は、納品とお金稼ぎの繰り返しで単調な印象を受けた。

総じて、作業の快適さとスローライフ系として一定の楽しさを持っているものの薄めの内容で人を選ぶ作品。個人的にはぎりぎりおすすめできるかな?という感じ。

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