Savior of the Abyssのトレイラー動画
Savior of the Abyssってこんなゲーム
概要
・制御できなくなった研究所を探索するホラーアドベンチャー。
・かわいい女の子たちとグロテスクな描写が特徴的。
・2021年8月12日に発売された、ALLAUGH GAMES初のタイトル。
あらすじ
主人公はステラという名前の女の子。
少女はとある研究所で目を覚ますが、自分がなぜここにいるのか、自分が何者なのかさえもわからない。
部屋の外は薄暗い地下の刑務所になっていて、変異した受刑者や謎の怪物がステラをめがけて襲いかかってくる。かつてない恐怖を経験しながら、少女は地上を目指すことに。
登場人物
▼ステラ
15歳の少女。目覚めた場所的に彼女も実験体の1人のようだが、他の実験体とは違って自我があり、監視がいなくなった刑務所からの脱獄を図る。
▼研究員
研究所で受刑者の実験・管理している人たち。変異した受刑者の暴動、怪物による破壊に研究員たちも手を焼いていて、ステラが逃げられるように手を貸してくれる。
▼謎の怪物
ステラを執拗に追いかけてくる超巨大な怪物。正体不明。
ゲーム内容
研究所内では必要なキーアイテムを拾い、必要な場所で使って探索できる範囲を広げていきます。キーアイテムを持って適切な場所に行くと自動でアイテムを使ってくるところが親切。
また、椅子や段ボールのようなオブジェクトは押すことができ、これでパズルを解くギミックがあったりもします。
部屋には研究員の手記がいくつも残されていて、これを読むことでこの研究所のこと、どんな実験が行われていたか、ステラ自身のことが少しずつわかるようになります。奥に進めば進むほどより詳細に、ストーリーの核心に迫っていく。
青白く輝いている場所ではセーブすることが可能。
このゲームはHPの概念がなく、何かあるとあっという間に死んでしまうので、進展があったらすぐにセーブポイントに戻ってセーブをしよう。エンディングは3つに分岐するので、終盤は特にしっかりとこまめにセーブしていくことをおすすめします。
ゲームの操作
マウスキーボード、ゲームコントローラーで操作します。
良かった点・微妙だった点
どっきり系が多め
さりげなく怖がらしてくる演出はなく、怖がらせてくるときはハッキリとしている。そのタイミングは予測不能で突然やってくるため、毎回体が飛び上がるほど怖い。
ストーリー重視
意外と世界観がしっかりとしていて、興味深くストーリーが追える。落ちているメモや手記はテキストが多くて読みごたえがある。
操作がシンプル
難しい操作がなく、移動とダッシュとインタラクトのみ。
日本語に対応している
日本語対応。機械翻訳ではない感じだけど意味不明な部分がある。
理不尽な初見殺しが多い
短いボリュームを補うためか初見殺しのポイントがとても多い。内容もプレイヤーが失敗して納得できる死に方ではなく、廊下を歩いているだけで上から岩が落ちてきて死んだり、タンスの横を通るだけで容赦なく殺される。セーブからやり直して次は初見殺しのポイントを避けて通るのだが、この時間は果たして必要なものなのか疑問に感じる。
スタックバグがある
いくつかの場所で動けなくなってしまうスタックバグがあった。
Savior of the Abyssをプレイした感想まとめ
1時間かからずクリア。
ホラーゲームとしてはとてもおもしろいゲームでした。どこに怪物が潜んでいるかわからないので、初めて来る部屋なんかでは常にハラハラドキドキできます。点数をつけるとしたら80点ぐらい。ストーリーの内容もしっかりしていてそこもすごく良かったです。問題はやっぱり即死の初見殺しポイントが多いところ。プレイヤーはこのゲームにI Wanna be the Guyのようなゲーム性を求めているわけではないので、いきなり死にゲーが始まるとうーんって感じがする。逆にそういった死にゲーのホラーゲームがやりたい人にはオススメします。