「九日ナインソール」レビュー 攻撃を弾いて戦うセキロライクな2Dアクション

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「九日ナインソール」をプレイしたレビュー・感想をざっくりと書いてみました。

まず始めに感想としては…

緊張感と成長を感じる良質な死にゲー
パリィで敵の攻撃を捌くのが気持ち良い!

ゲームの開発はRed Candle Games。過去に『返校 』と『還願 』の有名ホラーゲーム2作をリリースしているが、今回の作品は全く違うジャンル、グラフィックに挑んだ。ホラゲ路線から実績のないアクションゲームに舵を切り、いきなり大ヒットをかましたのは凄い…。

Steamでは現時点で17367件のユーザーレビューがあり
圧倒的に好評」を獲得している。

日本語、コントローラー対応

サイバーパンク × 中国神話の融合で『タオパンク』と呼ばれる世界観。そこで主人公
羿(イー)は、ケモナーや機械たちと交流しながら、復讐のための旅をしていく。

戦闘の特徴は、敵の攻撃をかわすことなく『弾いて』戦うことができる。

この弾き(パリィ)が慣れてくると楽しい。ボス戦の難易度は高いが、攻撃時に一瞬だけ敵の全身が光るのでパリィのタイミングは取りやすい。1回目より2回目、2回目より3回目とこなすほど腕が上げってる感覚があり、終いには攻撃をすべて捌けるレベルになってくる。

ごりごりと戦闘をやって進むだけ、というわけではなく根幹は探索型アクション

マップは「ホロウナイト」に近い密度がある。見つけられる収集要素も豊富。また次々に移動・攻撃アクションを覚えるので、ゲーム進行に伴って面白さが増していく。

ボス戦ばかり取り上げられがちの本作だが、道中の敵との戦闘も歯ごたえがあるし、アスレチック的に障害物を回避しながら進むのもハラハラした。

NPCとの買い物では、回復の回数を上げるためのアイテムや、真エンドを見るためのアイテムが売られているのでお金はかなり貴重。敵に倒されるとその場でお金を落とす。次のプレイで拾えればいいが、拾う前に再び倒されるとお金をロストしてしまうので注意したい。

総評

マップ探索とパリィによる弾きの戦闘を中心とした美麗なグラフィックのアクションゲーム

すでに完成されたシステムを使っているので目新しさはないけど、ボス戦は熱くなるし、探索も悪くない。モーションもよくできているのでプレイしていて楽しいゲームでした。とくに『Sekiro』が好きな人は本作も試してほしい。

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