「Testament」レビュー 闇に包まれた王国を旅する一人称視点のアクションアドベンチャー

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「Testament」は
一人称視点のアクションアドベンチャー

舞台はテッセラと呼ばれる
闇に包まれたファンタジーな世界。

そこでかつて王だったアランは、王国に闇をもたらした裏切り者の兄を探すことになる。

現在Steamでは、77件のユーザーレビューがあり、「賛否両論」となっている。

日本語、コントローラー対応

本作は、剣、弓、魔法の攻撃で戦いながら主人公を成長させていくRPGとゼルダのようなパズルが組み合わさったアクションゲーム。

ただ一本道に沿って進むわけじゃなく、メトロイドヴァニア要素も備えている。

アンリアルエンジンで作られておりグラフィックは上質!
しかしやってみると「賛否両論」というのも納得の内容だった。

敵との戦闘がこのゲームの大半を占めているが

・敵の動き、攻撃モーション、効果音など様々な点でリアルさに欠ける
・マナの瓶と矢が貴重品すぎる。実質剣で戦う選択肢しかない
・明らかに当たってるように見える攻撃でもランダムに外れ判定が発生する
・声がうるさい、ステルスキルで静かに倒しても構わず主人公が雄叫びをあげる

といった理由で没入感が低い。他ではなかなか見れない戦闘の違和感。グラフィックが綺麗だからこそリアルじゃない部分が気になってしまう。

敵の種類もかなり少ない。

この世界にはイノシシとハーフリングしかいないのか!
と思うほど一部のエリアを除いて他の生物が見当たらない。

しかも格上の敵でも見た目は同じだから、
たまにボス並みのレベルの敵に気づけず遭遇し、瞬殺されることもしばしば・・・。

キャラの成長はスキルツリーだがビルドの自由度がない

前のスキルツリーを強制的に埋める仕様で、
結局すべてのスキルを獲得していくことになる。

といった感じで、決して面白くないわけじゃないけど、思い返すと不満点ばかり浮かんでくる。元が良いだけにもっと作り込んでこれれば、ともったいない気しかしない。

日本語も機械翻訳な上に重要な会話が英語字幕のままになっていたりするので改善してほしい・・・。

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