「The First Descendant」は
NEXONが開発した協力型サードパーソンシューティング
プレイヤーは、人類を導く継承者となり
様々な地で侵略者と激戦を繰り広げる。
Steamの評価は「賛否両論」となっているが、個人的には非常に楽しめた作品だった。
日本語、コントローラー対応
まず、優れてると思った点は
ソロでも遊びやすいマッチングシステム。
同じフィールドにいる、同じ目的のプレイヤーとがんがんマッチングするので
ひとことで言えば「友達不要の協力プレイゲーム」になっている。
最近だと「友達必須で、構成も考えて…」といった息苦しさを覚える協力ゲームが増えてる中、珍しくぼっちにも優しい仕様。
協力プレイに伴う特有の気まずさみたいなものもなく
オンラインゲームが苦手という人でも参加しやすいシステムだと思った。
本作のゲーム性は、敵を撃ち、アイテムを拾って
自分の装備を整えていくルーターシューター。
装備できるのは銃、リアクター、4つの外装部品。
銃は火力、リアクターはスキルの威力、外装品は主にHPや防御力に影響を与える。同名の装備品でもステータス値や付与される特殊能力が違うので厳選の楽しみをしっかりと感じる。
ミッションの内容は色々あるが
大抵は目の前の敵をとにかく倒す、というもの。
楽しく銃を撃ちまくって、スキルで暴れまくって
気づいたらミッションが終わってる・・・そんな感じの印象。
単純だけど敵を倒すスピード感で
気持ち良くなるゲームなのでこれはこれで良いと思う。
良い銃を拾って、溶かすように敵を倒すのが最高!
キャラ(継承者)は、序盤で入手できるのもあって「バニー」が大人気。
キャラによって持っているスキルが違うので、個々の強みを生かした戦い方ができるし、
同じセーブデータで色々なキャラが使えるのは嬉しい。
34時間でストーリークリア。
クリアするとハードモードが解禁され、各ミッションのアイテムドロップ率が上がる仕様となっている。とはいえ、レアモジュールや継承者アンロックのための素材集めは骨の折れる作業となっており、クリア後も楽しめるかどうかは人の好みが分かれると思う。
そんなアイテム・素材集めの苦労を含めて、個人的にはめちゃくちゃ楽しめた。
無料と思えない高クオリティな作品で、ソロプレイにも優しい。PVPはないので、課金によるキャラ差はあっても関係なく遊べる。カジュアルなルーターシューターとしておすすめ。