「Redfall」の紹介レビュー 吸血鬼とカルトに支配された街を取り戻すオープンワールドFPS

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Redfallってこんなゲーム

フランスのArkane Austinが制作したオープンワールドの一人称シューティング

舞台はとある科学実験の失敗により、どこからか吸血鬼の軍団がなだれこんできたレッドフォールという架空の島。

プレイヤーはヴァンパイアハンターとなる4人の生存者から1人を選び、吸血鬼や彼らを信仰するカルトを倒しつつ街を取り戻していくことになる。

オープンワールド

吸血鬼とカルトに支配された島が舞台となっており、ゲーム開始時から島のほぼ隅々まで歩くことができる。消防署を拠点に街に出て様々な任務をこなしていくのがゲームの流れ。

街中で放置されている車に乗ることはできず移動手段は乏しいが、セーフハウスの電力を復旧したりランドマークの史跡を見つけたりするとそこがファストトラベル地点として使えるようになる。マップはオープンワールドとしてはそこまで広くはないものの島を丸ごとひとつ作り上げているのは見事だと思う。

探索

一番ガッカリした点。オープンワールドなのに探索が面白くない

イベントはメインミッション絡みのものがほとんどで、「何かありそう」と興味をひくロケーションを見つけて入ってみても基本的に何もないし何も起こらない。それどころかほとんどの家は入ることさえもできない。単純にイベントの数やミッション以外のコンテンツが不足していて、探索する自由はあっても探索する楽しさはイマイチに感じた。

パフォーマンス

カクツキやバグが少し気になる。

バグまみれというほどひどい有り様でもなく、アイテムが拾えないとかその程度。一時間に一回ほどの頻度でフレームレートが急激に落ちることがあり、やや最適化不足な印象。でも普通にゲームプレイにそこまで影響を与えているわけでもないので許容範囲レベル。

良かった点

・街の作り込みが凄い
・吸血鬼は人と比べて一際強く、戦い方にも工夫が求められる
・銃の射撃音や手ごたえが悪くなくFPSとしてまずまず
・武器のデザインがかっこいい、ひとつひとつ性能も違って吟味するのが楽しい

気になった点

・探索が面白くない
・軽微なバグと急にガクッとFPSが落ちるカクつきが少し気なる

現状では可もなく不可もなくといったところ。
FPSなので戦闘は面白くないこともないし、人々の生活感が残された街の雰囲気も良い。久々の大作OWだったので広々とした空間を十分に楽しめた。ただメインミッション以外のコンテンツが少ななくてオープンワールドの利点がうまく活かされてない印象。バグなどについては公式で問題改善に努めると明言されているのでこれからに期待したい。

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