すみれの空のトレイラー動画
すみれの空ってこんなゲーム
あらすじ
おばあちゃんを亡くしてからすっかり元気を失ってしまった主人公のすみれ。
そんなあるとき、家に突然あらわれた花の精霊と1つの約束を交わします。その約束は「とびっきりの1日を見せてくれたら、おばあちゃんに会わせてあげる」というもの。
ゲーム内容
ジャンルは横スクロールのアドベンチャーゲーム。アクション要素は特に無く、人に話しかけたり物を調べたりするのがメインのゲームです。
ゲームの目的はミッションを達成して、とびっきりの1日にすること。
友達を作ったり、好きな人に想いを伝えたり、すみれの行動によってこの世界が全て変わります。中には悪い行動をして穏やかな空気が一変することも。
カラスや仲の良い友達に会うとミニゲームで遊べます。ミニゲームは一度きり。面倒だったらスキップすることもできます。
サブクエストも充実していて、動物たちからお願いをきくと、報酬でコインがもらえ、街でさまざまなアイテムを買うことができます。
と、こんな感じですみれの1日を見届けるアドベンチャーゲームになっています。
ゲームの操作
マウスキーボード、ゲームコントローラーどちらでも操作することができます。
良かった点・微妙だった点
良ストーリー
主人公のすみれの願いをひとつひとつ叶えていくというストーリーなんですが、随所に切なくなるシーンと熱いシーンがあってなかなか心揺さぶられます。そして、ラストはしっかり感動できます。
暖かみのあるグラフィック
見た目は絵本っぽくて良い感じでした。風景が綺麗でキャラも可愛いのと、メニュー画面がノートになっているのが、世界観を壊さない制作者のこだわりを感じられて良かったです。
聞き心地が良い音楽
場面によって変わる音楽はどれも素晴らしく、聞いているだけで心地良い気分にさせられます。最後は音楽だけで少しうるっときてしまうぐらい印象に残りました。
精神的にきつい場面あり
ショッキングな選択肢もあるので人によっては嫌な気持ちになるかもしれません。他にもミニゲームを飛ばすと嫌みを言われたり、ほのぼの系の癒されるアドベンチャーゲームを期待した人は面食らうかも。逆に悪人プレイや変わったプレイしたい人には合ってると思います。
善悪の基準が曖昧
蛙にクモを渡すと悪行と判断され、鳥に魚を渡すと善行と判断される。善悪の基準がよくわからなかったです。
謎のままで終わる謎
結局あれってどういう意味?この世界は夢?ディストピア?という感じでエンディングを迎えても明かされない謎が多くてモヤモヤ感が残ります。
すみれの空をプレイした感想まとめ
3時間でクリア。
ミッション全て終わらせられなかったのは心残りですが、最後はハッピーエンドで結構感動しました。エグい描写があったり、すみれがちょっとサイコパスなところがあって過去にやったゲームの中だと絶体絶命都市を思い出しましたね。思っていた感じのゲームではなかったんですが、それも含めて楽しかったです。選択式のアドベンチャーゲームが好きな人にはオススメします。