「The Night of the Scissors」の紹介レビュー ハサミを持った男から逃げるスラッシャーホラー

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The Night of the Scissorsってこんなゲーム

アルゼンチンのTomás Esconjaureguyが開発したスラッシャーホラー

PS1スタイルの操作性とグラフィックで初代バイオハザードを思わせる内容。ただしこちらから攻撃することはできず、探索と隠れることがメインのゲームとなっている。

主人公はアダムという少年。「金目の物を漁ろうぜ」と友人にそそのかされ、何ヵ月も放棄された郵便局に侵入。しかし、そこにはハサミで人を襲う連続殺人犯が潜んでいた・・・というあらすじ。

中に入った途端に友人とはぐれ、入り口のシャッターはなぜか閉じられ、薄暗い建物の奥へと進んで出口を探すことになる

建物内はハサミ男がうろついており、見つからないように探索を進めていく。

こちらに武器はなくハサミ男に対抗する手段はロッカーなどに隠れることだけ。敵の足が速くて見つかってしまうとほぼ逃げることはできないが、敵が近くにいると画面にノイズが走ったりハサミで切る音や足音が聞こえてくる。

会偶前にこういった何かしらのアクションがあるので隠れるタイミングはわかりやすく理不尽さは感じられない。見つかる前にすばやく隠れることが大事なので、探索しながら隠れられる場所も同時に覚えておくといいかもしれない。

良かった点

・ハサミ男から隠れながら探索もやる緊張感
・PS1とVHSのレトロな画面
・クリアまで1時間ほどでさくっと遊べる
・チェックポイントが多くてリトライがやりやすい

気になった点

・操作性

値段のわりにしっかりと作られたホラーゲーム。やられること前提ですぐゲームオーバーになってしまうが、アイテムを拾う、カギを使うといったイベントごとにチェックポイントが作られるためクリアするのも難しくはない。ラジコンのような操作に慣れた人なら難なくできるはず。デフォルトでは部屋に仕掛けられた固定カメラからの視点となっているが、設定から背中越しのTPS視点に切り替えることが可能。肝を冷やす場面が多いので怖いのが好きな人にはおすすめ。

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