MushrooMonsterってこんなゲーム
Mikhail Nevskyが開発した一人称視点ホラー。
主人公は邪悪なモンスターと戦うハンターで、キノコのお化けが現れると噂の島「Mushroom Island」へとやってくる。
ここのモンスターを退治するたった一つの方法、それはキノコを火で燃やすこと。森に自生している12個のキノコ全て集め、モンスターを倒すのが目的となる。
◆ゲームプレイ
怪物に追われながら目標物を集めるスレンダーマンタイプのホラーゲーム。
森に生えているキノコは3種類あり、
茶色のキノコ : 対象となるキノコはこれだけ。12個集める必要あり。
赤色のキノコ : 使うと一時的に移動速度アップ。マウススクロールボタンで使用。
緑色のキノコ : 使うと一時的にモンスターが消滅する。右クリックで使用。
集めるのは茶色のキノコだけでいいのだが、他のキノコもいざという場面で役に立つ便利アイテムとなっている。
ゲームをクリアするにはキノコを集めるだけでよく、怪物と遭遇しても対処できるアイテムがあるので一見すると簡単に見えるが、実はコレがなかなか難しい。
ゲーム進行に連れて難易度も上がっていく仕組みになっていて、キノコを2個集めるとキノコのお化けが現れるようになり、3個4個と集めると頻繁に出てくるようになる。
また、唯一お化けから逃げられる手段にもなっている赤色と緑色のキノコはその数が限られているので、早く赤色のキノコを集めてクリアしないと少しずつじり貧になっていく。
赤色と緑色のキノコが無くなってしまうことはゲームオーバーを意味するので、最後は時間との勝負になってくる。
そしておそらくだが、赤色のキノコは12個一斉にポップするわけではなく、一つ見つけると他の場所に一つポップする仕様。一つ見つける度に探索済みの場所もまた探索し直しとなるため、これが意外と厄介。隈無く探索してもどうやっても時間がかかってしまう。
良かった点
・ちょっと怖いキノコ狩り体験
・いかにも「何か出てきそう」な森の雰囲気
・キノコが救済措置的なアイテムにもなる面白いアイデア
・操作が簡単
・安い(100円)
微妙だった点
・暗すぎてキノコがあっても見逃してしまいそうになる
・お化けキノコの出現演出がワンパターン
◆総評
32/100
不気味な森の雰囲気とキノコがアイテムとしても使えるゲーム性は面白かった。お化けはすぐに見慣れてしまうのであまり怖くない。ホラーゲームが苦手な人にも安心して遊べると思う。問題はキノコが見つけにくい点。キノコ一つ見つけるのに10分近くかかることもあるので、もうちょっと見やすくしてほしいかなと感じた。そこそこには面白いのでスレンダーマン風のゲームが好きな人は是非やってみてほしい。