街頭カメラで街の治安を守る監視シミュレーション「City Eye」の紹介レビュー

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City Eyeのトレイラー動画

City Eyeってこんなゲーム

2022年8月12日にSIG Publishingからリリースされた街頭カメラで犯罪を取り締まる監視シミュレーション。

ゲームプレイ
プレイヤーは監視システムオペレーターとなり、街頭に取り付けられたカメラをチェックして無秩序化した街ストライフシティの治安を守ることになる。

ストーリーやミッション等はなくシフトを淡々とこなしていくタイプ。街でランダムに発生する犯罪を取り締まり、ゲーム開始時の街での犯罪率90%を20%以下にすることを目指す。

シフトが始まるとカメラから見た映像視点になり、カメラで辺りを見回したり、カメラを切り替えたりして怪しい人物を探す。

画面上部にアイコンが出ると街で何かしら事件が起こっている(例えば火のアイコンなら火事)ので、それをヒントにめぼしい場所を探すのがわかりやすい。

操作は1、2、3の数字キーで他のカメラに切り替え、マウスホイールでズームイン/ズームアウト。カメラの視点はマウスで操作。

明らかに怪しい人物(銃を持っていたり他人を脅すような挙動をしていたり)や、倒れている人物、火事を見つけたらクリックで警察に通報する。

状況によっては救急車や消防車も呼ぶこともできる。しばらくするとパトカーや救急車が来て、後のことは警察にお任せ。プレイヤーは他に事件がないかまたカメラチェックに戻る。

1日のシフト(リアルタイム10分ほど)が終わると、成功した仕事に応じて報酬が支給される。

最初は3台の手動カメラしか取り付けられないが、もらったお金でさらにカメラの数を増やしたり、手動カメラから自動カメラにアップグレードしたりできる。

 

総評
27/100

コンセプトは面白いけれど、早い段階で単調な作業の繰り返しになってしまうのが残念。
起こるイベントの種類が圧倒的に少なく、通報した事件が同じ場所ですぐにまた発生し、何度も同じ建物で火事が発生する。事件を発見しても追跡したり調査したりするような踏み込んだことはせずにただ警察に通報するだけ。やって来たパトカーは何をするでもなく消滅するだけなので臨場感に欠け、全体的に味の薄い内容になっている。

ゲームの操作

ゲームコントローラー、マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・監視カメラを使ったユニークなゲーム性
・操作が簡単
・監視する地域を増やしたりカメラをアップグレードしていく拡張要素

微妙だった点

・通報すること以外にやれることがあまりない
・事件の種類が少なく繰り返しになる
・日本語非対応(英語の説明を読まなくてもゲームプレイに支障なし)

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