Okaeri | おかえりってこんなゲーム
2019年9月7日に日本のChilla’s Artからリリースされた和風ホラーゲーム。
◆ゲームプレイ
主人公はとある中学生。
学校が終わって最近引っ越してきた家に帰ると、どこにも母親がいないことに気づき、暗い家の中を探し回ることになる。
操作はWASD移動、Eキーでインタラクト。
チラズアートらしい探索ホラーではあるけれど、アイテムを拾ったりメモを読んだりというのが本作には無い。どちらかというとウォーキングシミュレーターのようなゲーム性で、家の中を探索する。
特定の場所に行くとフラグが立ち、勝手にドアが開いた部屋に行ってまたフラグを立てて…という感じで進行していく。
謎解きは一つだけ。
難易度は易しめ。
ヒントを頼りに各部屋から情報を集めて解くという内容になっている。
◆総評
52/100
チラズアートのこれまでの作品と比べるとかなり薄味で物足りなさが残る作品。
ボリュームも短くデモ版のような感じ。ストーリーはある貧しい一家を題材にしておりリアルな日常が一変する怖さはあるけれど、途中に出てくる超常現象的なものはストーリーと関連性がなく、なぜそうなったかまで言及してほしかった。
良い点としてはVHS風のグラフィックも相まって不気味な雰囲気があり、探索中は誰かに見られてるような気持ちにさせられるし、フルボイスなのも緊張感を高めてくれる。安い値段を考えるとそれ相応の出来かなと思う。
ゲームの操作
マウスキーボードで操作します。
良かった点・微妙だった点
良かった点
・VHS風のレトログラフィック
・狭い路地、下校、貧困家庭など日本の日常をテーマにした和ホラー
・フルボイス
・安価(310円)
微妙だった点
・ボリュームが短い(15分ほどでクリア、一本道でマルチエンディングも無し)
・起こることが何もかも急で、理由やストーリーを補完するものがない
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