Nevergrind Onlineのトレイラー動画
Nevergrind Onlineってこんなゲーム
概要
・アメリカのNeverworks Gamesが開発、2022年6月10日にリリース。
ゲーム内容
・ゲームプレイ
作成したキャラでパーティを組み、ダンジョンに巣食うモンスターを倒して王国の秩序を取り戻すウィザードリィ風のMMO。
オフラインのソロプレイはもちろん、マルチプレイモードにして1~5人のプレイヤーで遊ぶこともできる。ダンジョン内では一人称視点による探索を行い戦闘はリアルタイムで進行する。
・キャラメイク
まずはゲーム内で操作するキャラの名前、性別、種族、アバター、クラス、ステータスを決める。
種族は12種、アバターはそれぞれの種族につき8種、クラスは14種。
種族によって長所と短所があり、選べるクラスが決められている。例えばオーガなら生まれつきスタン耐性を持っているが、アルケイン魔法に弱い。筋力と体力が他種族より優れていてクラスはローグ、シャドウナイト、シャーマン、ウォーリアのいずれかを選択。
ステータスの数値はある程度ランダムで、レベルアップによるステータスアップがそこまで伸びが良くないので何度か選択し直して厳選してみるのも良いかもしれない。
オンラインは14体、オフラインは50体まで作成できるが、オフラインで作ったキャラをオンラインで使う、みたいなことはできないので注意。
・ダンジョン攻略
ダンジョンの中ではリーダーがパーティーの操作して移動する。
敵を倒しながら先に進み、一番奥にいるボスを倒すとクエストクリア。
ダンジョン内は狭い通路を突き進んでいくため、雑魚敵を避けて進むことはできない。
敵以外にも宝箱や女神の像といったオブジェクトに遭遇することがあり、像を見つけると獲得するゴールドや経験値の量を増やしてくれたりレアアイテム獲得確率を上げてくれるイベントが発生する。
敵のシンボルにぶつかると戦闘に突入。
戦闘に入ると各パーティメンバーが12個のスロットの中から好きなスキル・魔法をクリックして敵を攻撃する。ウィザードの場合だと1~4は属性が異なる攻撃魔法、5~8は範囲魔法、9~12は回復やサポートがメインの魔法となっている。
魔法によってクールタイム、キャストタイム、敵に与えるヘイト値も異なり、各自でヘイトを管理しながら戦う、という点に昔ながらのMMOっぽさが感じられる。
ウィザードだと攻撃魔法でDPSを稼ぎつつ、敵にターゲットされたらフローズンバイト(8秒間無敵+回復)を発動し、効果が切れたらフロストノヴァ(全体攻撃+ヘイト-200)でヘイトを正常に戻すというスタイリッシュな戦闘ができヘイト管理が楽で初心者でも扱いやすい。
戦闘で勝利または宝箱を開けると戦利品ゲット。レア装備品出た瞬間がたまらない。
レアアイテムは色分けされていて、白<青(1~2)<黄(3~6)<紫(5~8)<緑(セットで揃えるとボーナス)と付与される能力の数が増えていく。
・拠点
一つのサーバーに30~100人前後のプレイヤーが存在していて、拠点では他のプレイヤーと交流したり各施設を利用したりできる。
チャット欄に/join town1や/join town2と打てば他のサーバーに移動でき、/lfgと打てばパーティに参加したい意思を皆に伝えられる。ちなみに何もしなくても無言で誘われることがよくある。
バー : クエストを受けられる場所。現在30ほどのクエストがあり、同じクエストでもノーマル(ソロや少人数向け)とヒロイック(フルパーティ向け) に分けられる。ヒロイックだと敵の数が倍ほど増えるが、レアアイテムが手に入る確率も上がる。
薬屋、鍛冶屋、商人 : アイテムや装備品が買えるショップ。商品の入れ替わりが早く、良い装備品が売られていることもあるため、ダンジョンから帰ってくる度に見たくなる。商人では鞄の拡張もしてくれる。
アカデミー : 呪文やスキルの習得・アップグレードができる。レベルが上がったら真っ先に向かいたいところ。
教会 : アイテムを預けられる場所。作成した他キャラクターと共有できるのが大きなメリット。
・総評
72/100
昔のMMOとディアブロを掛け合わせたゲーム。一回のダンジョン攻略にかかる時間は10~15分、レベル上げもさくさくで昔のMMOのシステムを搭載しているにもかかわらず手軽に遊べる。プレイヤーが集まる町では日本人が多く、日本語で声をかければ大抵のことは教えてくれる。20時~2時は特に賑わっているので一緒に冒険してくれるパーティを探すのも苦労しない。ただこの時間帯はサーバーが落ちるなど不安定なのが難点。ダンジョン中に落とされたり、ログインしても画面が真っ暗になることがある。
ゲームの操作
ゲームコントローラー、マウスキーボードで操作します。
良かった点・微妙だった点
良かった点
・地獄のようなレベリングや時間のかかるエリアの移動などストレスになる部分をすべて省いたMMO
・装備の能力値がランダムで無限にアイテム掘りが楽しめる
・アイテム周りのシステム(アイテムを共有できる)
・MMOだけど月額課金やゲーム内の課金要素が一切ない
・日本人が多い(体感で8割ほど)
・リーダー以外はマウス操作で楽
・拠点に開発者のキャラがいてたまに天の声として登場する、開発者との距離が近い
・日本語対応
微妙だった点
・サーバーがよく落ちる
・リーダーの負担が大きい
・装備品の重要性が高い一方でキャラクターの成長要素はあまり無い
・人がいなくなると遊べない(パーティプレイ前提でシングルプレイはいまいち)