Hack and Slimeのトレイラー動画
Hack and Slimeってこんなゲーム
概要
・スペインのBULLWARESOFTが開発、2022年6月2日にリリース。
ゲーム内容
・ゲームプレイ
荒廃した村に突如として現れた、スライム、オーガ、ドラゴンがはびこる巨大ダンジョンタワーに挑む2D横スクロールアクション。
舞台となるのはあらゆる種類の宝物や貴重な芸術品、アーケイン技術などが眠るメガダンジョン「Warpamazon」。
村の英雄コリドーは建物から沸き出すモンスターに脅える村の人々を救うべく、このダンジョンタワーの最上階を目指すことになる。最初は下水道のようなステージの一階から始まり、奥まで進んで扉を開くと一つ上の階に行けるようになる。上の階に進むと村に戻ってもその階からのコンティニューが可能。
アーリーアクセスということで現在行けるのは3階までとなっている。
・アクション
操作は公式からコントローラーの使用が推奨されている。アクションは攻撃とジャンプ、任意に設定したスキル2つ。
盾を装備しているが、防御や回避行動は無し。
メトロイドヴァニア系のようにアクションが増えることもない。なので敵との戦闘は殴り合いになり、アクションよりステータスが重要でちょっと大味な印象。回復アイテムも無いけれど、コリドーのHPは常時じわじわと自動回復し、敵を攻撃した際に回復するスキルなども揃っている。
レベルが上がるとポイントがもらえる。Vitality、Strength、Energyの中から任意のステータスに5ポイント振って能力を上げていく。
・ハクスラ
装備品は買ったり作ったりすることができず、敵からのドロップ品に頼ることになる。
コモン装備は黒色、レア装備は黄色。同じレア度の同じ装備品だとしても防御力などの数値が若干異なることがある。装備できる箇所は武器、頭、胴、手、足、盾。足装備は移動スピードが早くなるなどそれぞれ特有のステータス値あり。
「ハクスラ」といっても武器3種、他の部位は1種ずつしか確認できなかったので、現在は装備掘りに夢中になれるほどの数は用意されていない。
・施設
村では冒険の手助けをしてくれる施設がいくつか用意されている。
House
装備品を保存できる(今後実装)。
Smithy
鍛冶屋。装備品の売却、修理、改良(今後実装)。
Tavern
地元の食材を使った料理でエネルギー補給。食べた料理によって次の冒険でステータスにボーナスが付与される。モンハンの食事システムに近い。
Sanctuary
神々に祈りを捧げ、冒険の贈り物を授かることができる聖域。お金を渡すとダメージアップ、クリティカル確率アップ、回復のスピードアップされる。
Instructor
熟練のインストラクターにスキルを教えてもらえる。
スキルは戦闘中に発動するアクティブスキル、HP吸収やステータスアップなど覚えるだけで効果が発動するパッシブスキル、取得する経験値やゴールドが増えるユーティリティスキルの3種類。一度取ったスキルでも何度もアップグレードして強化できる。
ゲームの操作
ゲームコントローラーで操作します。
良かった点・微妙だった点
良かった点
・キャラクターをコツコツ育てるRPG要素
・シンプルなアクション
・スキルのアニメーションが凝っている
・今後のアップデート次第で化けるポテンシャルがある
微妙だった点
・まだまだゲームとして未完成
・いくつかのバグ(アイテムを売るときに重くなってフリーズする、インベントリに空きがあるのにアイテムを拾えないなど)
・日本語非対応
総括
2時間で現在進められるところまでクリア。
横スク+ハクスラのアイデアは面白いけれど、まだ完成にはほど遠い感じです。タワーは3
階までしか行くことができず、村の施設は未実装の機能が多く、ハクスラとしては装備品の種類が少なすぎるので、進捗度はおそらく10%も無いでしょう。作者が想定している目標までたどり着ければかなり面白くなりそうなので今後に期待したいです。ソウルライクの高難易度アクションが多い昨今、たまにはこういったまったりアクションをやるのも悪くないなと思いました。