Shadowgroundsのトレイラー動画
Shadowgroundsってこんなゲーム
概要
・スペースコロニーを襲うエイリアンを撃退する見下ろし視点のアクションシューティング。
・フィンランドのFrozenbyteが開発、2006年5月8日にリリース。
ゲーム内容
・あらすじ
舞台は17世紀の天文学者ガリレオ・ガリエルによって初めて発見された衛星ガニメデ。
木星の周りを回るこの衛星は、地球から遠く離れ、地表は氷で覆われているため、人類にとってあまり好ましくない移住先と言われていた。
しかし、2050年に国際宇宙開発連合は反対意見を押しきってガニメデをテラフォーミングするプロジェクトを発表。
それから大気や環境の改善が行われ、2072年には人類が移住可能な状態となった。
最初のスペースコロニーであるニューアトランティスにはすぐさま人が集まり、何千人の人々にとっての故郷となる。
主人公ウェスリー・タイラーはそんなコロニーに派遣された元兵士の整備士。
その日は仲間と基地で停電の原因を調べていた。しかし、電源を直した途端、他の仲間との無線連絡が途絶え、基地が謎の生物たちによって占拠されていることに気づく。
閉じ込められたタイラーは武器を集め、謎の生物を退治して基地からの脱出を目指すことになる。
・ゲームプレイ
見下ろし型のアクションシューティング。
銃を撃ってエイリアンを殲滅しながらステージを進むタイプで、全11のステージをクリアするとエンディング。
ミニマップにポイントが表示されるため次に行く目標がわかりやすい。
英語が読めなくて何をすればいいかわからない、次にどこに行けばいいかわからないといった事態になることはまず無い。
最初の銃はピストルのみ。拾った銃をそのまま装備することができ、一度拾った銃は次以降のステージにも持ち込める。ピストルの弾は無限で、他の銃は弾が必要。落ちている弾数は限られているのでうまくやりくりしよう。
・操作
射撃 クリック
銃のサブ攻撃 右クリック
移動 WASD
ローリング SPACEキー
銃の照準 マウス
ライト Fキー
武器の切り替え 数字キー
前後一つの武器の切り替え マウスホイール
・戦闘
戦闘のポイントとしては、単純なシューティングゲームに見えて実はステルス要素もあるという点。エイリアンの背中を撃つと2倍のダメージを与えられる。
中ボス的なエイリアンは同じところを巡回していることが多いので、できることならこっそりと近づいて背中を狙っていきたいところ。
ショットガンで普通に撃てば倒すのに5~6発必要だが、背中を撃てば3発で済む。
武器の強化
キャラの強化は無いが、銃をアップグレードすることはできる。
アップグレードに必要な部品は敵がたまに落とす。
武器に応じたアップグレードが用意されていて、銃の威力や射程距離といった基本的なものからサブ攻撃ができるようになったりとさまざまなものがある。
敵がドロップする部品の数は少なく、すべての銃をアップグレードすることはできないので、強い銃やよく使う銃を優先的に強化していこう。
ゲームの操作
マウスキーボードで操作します。
良かった点・微妙だった点
良かった点
・敵を倒して目的地へと進むシンプルなゲーム性
・銃の種類が豊富にあり、場面によって使い分けられるのが楽しい
・エイリアン映画にあるようなホラー演出
・値段の割にボリュームがそこそこあり
微妙だった点
・銃声がしょぼい
・通路が狭く全体的に画面が暗い
・銃の切り替え操作
・日本語非対応
総括
5時間半でクリア。
古いゲームだったので起動できるかどうかも不安だったんですが、バグやフリーズもなく快適にプレイできたのがまず良かったです。
エイリアンは正面以外にも下の鉄格子や側面の部屋から飛び出してくるのがなかなか怖く、次はどこから来るのかとビビりながらも期待してしまう。そんなちょっと怖さもある楽しいゲームでした。最近の見下ろしシューティングはローグライク系に偏っているので、ストーリー重視なのは逆に新鮮に感じました。スペースコロニーがエイリアンに襲われる流れは映画とかでもよく見かけるのでストーリー自体はよくいえば定番の面白さが味わえる、悪くいえばありきたりです。
アクションとしては硬派でもあり地味でもあります。スキルとかは無いので頼れるのは銃しかありません。敵は固く少数で群れていて、コツコツと撃破していくしかないため、爽快さみたいなものはあまり無いかなと思います。このへんのプレイ感はDOOMみたいな感じでした。たくさんの銃を扱いながら地道に進む感じが似ています。そのためDOOM特有の銃の切り替え操作が自分的には少し苦手で、左手で8や9の数字キーをスムーズに操作するのに四苦八苦しました。咄嗟にショットガンやライフルが出せるようになればもっと楽しめたかなと思います。
見下ろし視点のアクションシューティング、エイリアン物が好きな人にはおすすめします。