デジタルな疫病が蔓延した世界の中で息子を探す一人称視点のサイバーパンクホラーゲーム「>observer_」の評価とレビュー

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>observer_のトレイラー動画

>observer_ってこんなゲーム

「>observer_」は2084年ポーランドのクラクフという都市を舞台にした一人称視点のサイバーパンクホラーゲームです。

序盤のストーリー

舞台は2084年ポーランドのクラクフ。

息子のアダムから不穏な連絡を受けた主人公のラザルスキは発信元を特定しスラム街にあるぼろぼろなアパートに向かう。アダムの部屋に入るとそこには首の無い死体がだけが転がっていた。息子のアダムはどこに行ったのか?
首の無い死体は誰なのか?刑事であるラザルスキの息子探しの捜査が始まるというあらすじ。

聞き込み

息子の家があるアパートでは人はほとんど出歩いておらず、住人達は家に閉じこもっている。
そんな彼らからこの世界のこと、息子のこと、アパートで起こっている殺人事件のことなど聞いて周ることでいろいろな情報が得ることができます。

電磁気視覚と生体視覚

主人公のラザルスキ自身が機械のような機能をいくつも持っていて、電磁気視覚を起動し電気機器を調べたり分析することで製造元まで調べたり、生体視覚を起動し血痕や傷跡を調べることでIDをチェックし、死亡推定時刻などもわかる。これらの能力を使って電子機器などから情報を得ていきます。

ハッキング

ラザルスキは機械や人の脳にハッキングすることができる。

機械をハッキングして暗証番号を調べ、人の脳にハッキングしてその人にあった出来事や記憶に潜入する。ただし、人の頭の中ではプレイヤーには全く予測ができない事態が起こります。

良かった点・微妙だった点

陰鬱でダークな世界観

まずアパートの住民が怖い。現実世界と仮想世界の区別が難しい世界だからか人もちょっと不気味な存在。そんな世界でデジタル疫病問題や殺人事件の捜査をして、さらにハッキングした相手が一番恐怖した記憶を追尾体験していく。どっきり系ホラーというより世界観にのめりこめばのめりこむほどゾッとなって怖くなる感じのホラーゲームだ。

日本語に対応している

公式で日本語対応されているので英語音声・日本語字幕で遊ぶことができます。

>observer_をプレイした感想まとめ

Epic Gamesで配布されたものをプレイ。

サイバーパンクゲーなのでまずはどんな感じの近未来世界なのかを探りつつ、じわじわとくる怖さや不気味さを味わされる良作ホラゲーでした。ただめちゃくちゃ怖いかというとそんなでもない。怖い雰囲気がちょっとあってどっちかというとサイバーパンクな世界観がメインのゲーム。サイバーパンク好きな人、ホラゲー好きな人両方にオススメします。

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