モンスターの娘を育てて闘技場を制覇するローグライトRPG「モン娘ぐらでぃえーた」のレビュー

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モン娘ぐらでぃえーたのトレイラー動画

モン娘ぐらでぃえーたってこんなゲーム

概要

・モンスター娘を育てる育成シミュレーションゲーム。
・「実況パワフルプロ野球」の栄冠ナインというモードに影響を受けた作品。
・日本のインディースタジオZephyrStudioが開発、2021年7月15日にリリース。

ゲーム内容

「モン娘ぐらでぃえーた」は亜人のモンスター娘を育てて闘技場を制覇するローグライトRPGです。

プレイヤーは亜人復興協会のブリーダーで、18年前の戦争終結から迫害され続けている亜人(モン娘)を保護し、屈強なグラディエーターに育て上げます。そして、身分に関係なく活躍できる闘技場に出場させ、彼女たちの社会復帰をサポートします。

フィールド画面はすごろく風になっていて、左から右へと進んでいきます。

最初に配られる育成カードの中から1枚選択すると、カードに記されている数字分のマスを進みます。この時、育成カードの効果によってモン娘の能力が上がります。上げられる能力は以下の6つ。

・愛情
→育成の効率が上がる。

・HP
→体力。戦闘や訓練で減っていき、0に達するとゲームオーバー。

・筋力
→物理攻撃のダメージが上がる。

・強靭
→敵から受ける物理攻撃のダメージを下げる。

・知力
→魔法攻撃のダメージが上がる。

・精神
→敵から受ける魔法攻撃のダメージを下げる。

カードによって上がる能力が変わるので、モン娘の特徴に合わせてカードを選択し育成していきます。例えば、最初から使えるシバイヌというモン娘なら、物理攻撃の技が多いので筋力をメインに上げて知力の育成カードは極力使わないみたいな感じで育成します。

止まったマスによってさまざまなイベントが発生します。青マスならHP回復、赤マスならHP減少、闘技場で戦闘、森はカードの複製と売却。街とピンク色の闘技場は強制停止させられるので、手前で数字の大きな育成カードを使うとお得です。

闘技場マスに止まると戦闘。

時間経過でAPが徐々に増えていき、そのAPを消費してゲーム画面下の技を発動して攻撃します。技の上には命中率、下には必要APの数字が記されています。そのほかに技にはCTがあり連続して発動することはできません。

戦闘で勝利するとアーティファクト、使いきりの育成カードが手に入ります。

クリア後はマジカルストーンがもらえ、新たなモン娘、カード、アーティファクトをアンロックすることができます。
どれをアンロックするか選択することはできず、ランダムに開放されていきます。

ゲームの操作

ゲームコントローラー、マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・繰り返し何度でも遊べるゆるいローグライト
・クリックのみの簡単操作
・登場キャラが全員かわいい
・1プレイ20~30分と手軽に遊べる
・6つの難易度があり自分のレベルに合わせられる

微妙だった点

・周回で追加されたカードを出てこないように設定できない
・解像度が変えられない

モン娘ぐらでぃえーたをプレイした感想まとめ

3時間遊んでみたインプレッション。

パワプロの栄冠ナインに影響受けた育成ゲームです。ローグライトなのでランダム要素はありますがあまりその影響は受けず、訓練に励むか、戦闘に行くか、回復に専念するかなどすべて自分で選択して進められるので理不尽さを一切感じさせないところが良かったです。キャラがかわいくスキマ時間にちょっと遊ぶのに向いているゲームなので、短時間で遊べるローグライト、カジュアルな育成シミュレーションゲームがやりたい人におすすめします。

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