魔法の国を冒険するアクションRPG「Baldo: The Guardian Owls」のレビュー

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Baldo: The Guardian Owlsのトレイラー動画

Baldo: The Guardian Owlsってこんなゲーム

概要

・選ばれし者を操作して世界を救う王道アクションRPG。
・ジブリとゼルダから影響を受けた作品。
・イタリアのシチリア島に拠点を置くNaps Teamが開発。Switchにも展開。

ゲーム内容

守護フクロウが死者の国に封じ込めた恐ろしい怪物が目覚めようとしている世界。プレイヤーはキドゲ村で生まれた選ばれし者バルドを操作し、危機迫る世界を救うため、伝説のフクロウ村を目指して冒険する・・・というあらすじ。

右が主人公のバルド。左がバルドにずっとついてくる幼なじみのルナ。

バルドとルナは世界中を駆け回り、見たこともない街や薄暗いダンジョンや謎めいた神殿などバラエティーに富んだエリアを探索します。

ダンジョンでは倉庫番やツボを投げてスイッチを切り替えるギミックなど多くの謎解きパズルが待ち受けています。
意外に見落としがちな簡単な仕掛けもあり、このゲームではとりあえず木箱を見つけたら押して動かしてみる癖をつけておくといいかもしれません。
フクロウのシンボルがあるところでは角笛を使うことで新たな道が開けていきます。

戦闘ではアイテムやローリングを駆使しながらモンスターたちと戦います。
どんなにライフを上げても敵の攻撃を受けると一撃でライフをすべて持っていかれることもあるので、正面突破はなかなか難しい。最初の武器が手に入るのがゲーム開始2~3時間後なので、それまでは物を投げたりして敵を倒していきます。ローリングしながら攻撃すると突き攻撃となり、攻撃距離を伸ばすといった小テクもあります。

ジャンルは一応RPGということらしいですが、強化要素は薄いです。
レベルアップの概念はなく、クエスト報酬のライフ上限アップ、ショップで買える装備などでバルドの強化をしていきます。

ゲームの操作

マウスキーボード・ゲームコントローラーで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・最初の村を出ると世界が広がり冒険感がある
・ジブリ風のビジュアル
・ゼルダのような謎解きパズル
・可愛い見た目に反して高難易度(死にゲー)
・マップが広くダンジョンもボリューム満点
・アニメのカットシーンが多い
・豊富なサブクエスト
・日本語対応(機械翻訳レベル)

微妙だった点

・雑魚敵がボス並みに強い
・アイテム使用に手間がかかる
・マップが見ずらい
・バグが多い
・カメラ回転ができず建物や障害物の後ろにいる敵やギミックに気づけない
・エリア移動の暗転中に移動先の敵から攻撃を受けることがある

Baldo: The Guardian Owlsをプレイした感想まとめ

5時間ほどプレイしてギブアップ。
面白くなっていきそうな雰囲気はあったんですが、かなりのストレスゲーで耐えられませんでした。素材は良いんですが、全然磨かれていない未完成感が強いゼルダという印象です。もっと作り込んでいたら良いゲームになってただろうなと思うもったいない出来。ゲーム自体は難しく、とにかくよく死にます。雑魚敵のワンパン攻撃、ちょっとした段差、見ずらい落とし穴などパズル中も死にポイントを回避しつつ解いていく感じです。高難易度のゼルダみたいなゲームがやりたい人にだけおすすめします。

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